泊まりは飽きもせず、万平ホテル。基本的にクラシックホテル好きなので、例えば三笠ホテルでも復活しない限り、軽井沢では他に代替は見つからない。今回泊まった部屋は偶然、昨年と同じ128号室。部屋へ案内してくれるベルマンはたいてい、ここはジョン・レノンのお気に入りの部屋でした、と教えてくれる。ホテルのHPによれば、1976年から1979までの4シーズン、ここに泊まったらしい。小生はその頃、少々の受験勉強と、気儘な大学生活に埋没していた。大学生の頃は、軽井沢に近寄ることもしなかった。
この頃すっかり、万平ホテルは片泊まりの宿となってしまった。もちろん、メインダイニングで食べるディナーも悪かろう筈もないし、別館にある「たん熊北店」の和食だって申し分ないけど、軽井沢には色々と気になるレストランがあるので、しばらくは止むを得ないところ。
一方、朝食は、やはりここのメインダイニングで食べるのが常態化している。「熊魚菴」の和食(特に朝粥)も捨て難いが、メインダイニングから見る中庭は、朝の風景としてとても気持ちが良い。本来のメインダイニングルームはもうひとつある窓の更に内側の部屋であり、毎度、我々が朝食をとるスペースは、庭に向かって張り出した、かつてのサンルームだったところだ。事実、屋根の一部は天窓になっている。そう云えば以前、フレンチディナーの場合には、ここのスペースは使われず、中華料理を食するためのスペースになっていたような気がするが、記憶違いだろうか。
朝食は7時からなのだが、それより早めに行ってもたいてい開いているし、何組かのせっかちな宿泊客は既に食事中だ。いつものように、信濃毎日新聞の朝刊を持って席へ。社会面には昨日(7月3日)、2年ぶりに雨飾山の小谷口の山開きが行われたとの記事。昨年が通行止めだったとは知らなかった。もう雨飾山には20年以上登っていない。1泊では難しい山だが、そろそろまた登ってみるか。今日の朝食は、オムレツとソーセージの組み合わせにした。トマトケチャップをたっぷりかけていただく。コーヒーは久しぶりにおかわり。こんなにもゆったりとした朝食は、ここ以外では難しい。従ってこれからも、ディナーはホテルの外だとしても、やっぱり朝食はここになるはずだ。

DSC02486

DSC02462

DSC02463

DSC02464

DSC02477

DSC02478

DSC02479

DSC02480

DSC02481

DSC02482

DSC02483

DSC02484

DSC02485

DSC02487

DSC02488