酉谷山の帰り、またしても日原でビールを呑み損ねた。バスが待ち遠しいし、もう他のことは何も考えられない、何も手につかない。東日原バス停には20人ぐらい集まってきた。その中には、酉谷山で出会った青年男子もいた。さすがに1本前のバスには乗れなかったようだ(しかし、我々がスルーした三ツドッケにはしっかり登って来たとのこと)。釣り客も3人いた。日原には釣り堀はないと思うので、渓流釣りなのだろう。かなりの釣果の様で、ニコニコ顔だ。
やがてやって来たバスに乗る。エアコンがガンガンに利いて気持ちが良い。汗は忽ち引いて、寒いくらいだが、どうせビールはまだ先なのでどうでもいい。
奥多摩駅に着いたらともかく風呂だ。全くのシーズンオフでもない限り(例えば、降雪直後)、いつも「もえぎの湯」は混んでいるイメージが強いので、敬遠して「玉翠荘」に入ることが多い。しかし今日のように、梅雨時ならば客も少ないだろうとの読みで、久しぶりに「もえぎの湯」へ行ってみた(前回はこちら)。
行ってみると、入口の辺りには学生風の大集団が屯している。どうやら、河原でのキャンプにやってきた若者集団が大挙して「もえぎの湯」に来たようだ。皆、風呂上がりの顔で、まだ上がって来ていない連中を待っている風情。寸でのところで風呂場で鉢合わせするところだった。なにしろカランが7個しかないので、彼らがいたら順番待ちは必至。危ない、危ない。ともかくも整理券無しで入れたのは良かった。
風呂場へ行くと、別の若者集団が露天風呂で気勢を上げていたようだが(女子露天風呂側からの情報)、洗い場も内風呂も空いていたし、露天風呂でのんびりしようなどと云う気持ちはさらさら無かったので、偶々とも云えるが事無きを得た。
2階の食事処で、ようやく生ビール(620円税込)を注文。ついでに豚とろ炭火焼(500円税込)も注文。時刻は午後5時半。三峰口を午前8時過ぎに出発し、こうしてここで、ビールにありつくまでの道程はほんと長かった。おかげで、この生ビールの美味さは格別。豚とろ炭火焼も、まずまず美味い。日が長い時に、少々チャレンジングな山行も、美味いビールを呑む観点から考えれば悪くない。来年は何処にするか。

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