山の駅「たかはら」でビールを一杯やれなかったので、タクシーでの移動中は多少じりじりしながら過ごすが、汗もすっかり引いてしまったので、次第に渇望するという程でも無くなる。ビールはTPOが大事である。行先は、やはり矢板駅に近い「まことの湯」にした。ここもほぼ1年ぶりの入湯ということになる(前回はこちら)。相変わらず、シンプルで飾らない雰囲気だ。
風呂場は、この近所からやってきたと思しき方々が数人だけ。閑散としているだけに、広々と感じる。何だか長閑だ。さっぱりしたら、男風呂の暖簾から歩いて数歩の休憩室(まこと庵)へ移動。
ここの休憩室は、前回にも増して客が少ない。券売機で先ず、生ビールを購入。やはりビール以外にも何か欲しいなと思い至り、もう一度、券売機に戻り、並んでいるボタンに書かれたメニューを眺める。ここには二つの券売機があるのだが、良く見ると、ビールなどの飲み物はどちらも共通なのに、料理はそれぞれ別。ここは料理メニューが豊富である。
少し悩んだ挙句、自家製焼き餃子(400円/5個、税込、以下同様)と特製ハーブチキン(500円)も購入。厨房の方を見ると誰もいない。いったい店の人は何処へ行ったのかと、食券を持ってうろうろしていると、常連と思しきおばあちゃん連中と共にとぐろを巻いて、四方山話の真っ最中、そのうち気付いて呉れた。前回は、料理と一緒にビールを出して貰ったが、流石に今日は待ちきれない。生ビールを先にと、お願いする。
大広間には、他に、ビールを呑まない(車かバイクで来た)若者がひとり。前回、将棋を指していたおじいちゃん連も、今日はいない。
ほどなく生ビール到着(店の人が暇なせいか、席まで持って来てくれた)。焼き餃子が出て来る頃には、粗方ビールは無くなってしまった。ここの餃子は、少々高いが味はなかなかイケると思う。もう一つ頼んだハーブチキンも到着。わさびと粒マスタードが付いてきた。試してみると、粒マスタードが合う感じ。ハーブとは何だったのか、今一つ判らないが、そこそこ美味い。
JR矢板駅発の電車は17時。それまで小一時間、のんびり過ごした。

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