列車が来る時間になったので、改札口を通ってホームへ。いつも感じるが、上毛高原駅のプラットホームは巨大なスノーシェルターだ。プラットホームだけでなく線路の上も全て丸ごと屋根に覆われている。たとえ外は吹雪となっていても、ここは別世界。今日は日差しが強いが、このなかは涼しさすら感じる。
そこへ、するするとオール2階建てのE4系新幹線車両が到着。17時26分発の「MAXとき334号」に乗車。大宮まで僅か48分の列車旅である。この頃、上越新幹線でE4系に乗ったことは無かったが、今日は偶々、往路も復路もE4系だ。
E1系と同様、連結部に乗降用の階段があることから、当然、ワゴン販売はやってこないと思っていたが、E4系にはワゴン専用のリフト(エレベータ)が備えられているらしい。一度、作動中のリフトを見物してみたいものである。結局、今日は客が少ないせいか、車内販売はやってこなかった。
我々が乗った車両の1階席は、我々だけという貸し切り状態。土曜日の夕刻の上りだから、ということもあるが、こんな乗車率でも上越新幹線としてペイしているのだろうか。上毛高原駅から、この列車に乗る客も、我々以外には殆どいない。
1階席の窓は、線路の両脇に設えた防音壁より低いため、眺めは殆ど得られないが、ここが移動居酒屋(女子連にとっては井戸端)と思えば、そんなことは欠点とは感じない。贅沢な時間を過ごすうちに、18時14分大宮到着。やや物足りないと感じつつ、さて降りようか。

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