「やしおの湯」でまったりした後のこと。もはや馴染みとなったタクシー運転手に、今日は往路(東武日光駅⇒細尾峠)だけでなく、復路(やしおの湯⇒東武日光駅)もお世話になった。もうとっくに還暦を過ぎている筈であるが、よくしゃべる運転手である。オヤジギャグも時々炸裂させる。一方で、利用客に対するサービスにも熱心であり、観光で貸切の場合には、自ら観光ガイドまでするそうである。タクシー会社の社員でありながら、名刺も自前、観光名所の写真入りで、なんと10種類もあるそうである。そのせいで、全国にリピーターを持っている、かなり遣り手の運転手である。
今回も、我々が「やしおの湯」で寛いでいる時間を見計らって、運転手方から「そろそろ迎えに行きましょうか?」と云って来る程である。我々も、まんまとその手練手管に嵌ってリピーターとなり、日光に来る際にはほぼ必然的に予約を入れてしまうことになる。
ともあれ、東武日光駅に着いたら「またお願いします」と別れの挨拶をしたあと、駅の窓口で切符を購入。2週続けて東武線に乗っての帰り。当然、2週続けて特急スペーシアに乗ることになる。先ずは接続する普通電車に乗って、下今市まで移動し、乗り換え。その乗り換え時間は2分しかないので、もたもたしていると、危うく置いて行かれそうになる。
なんとか座席まで辿り着き、ほっとしたところで徐にボトルやらカップやらを取り出し、大型テーブルに並べる。ほたるいかの「缶つま」も出て来た。車窓からの眺めも肴に、暫しまったりできる。この東武日光線の上り特急に乗る際は、進行方向とは反対の向きに座って、男体山や女峰山が遠ざかる姿を眺めるのがお勧めである。もちろん、東京の街明かりが恋しい人は、進行方向と同じ向きに座りたくなるはず。今日は、逆景の気分である。

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