東京都美術館を出たら、真っ直ぐ蕎麦屋に行こうかと思ったが、時計を見るとまだ開店時間には早い。なので、その前にちょっと寄り道していこうかと、上野ガード下へ行ってみる。午前中から大賑わいのアメ横を抜ければ、ガード下の呑み屋街も相変わらず呑んべえだらけ。GW真っ只中だというのに、旅行に行かず呑み歩きか。それとも地方や海外から観光で、呑み屋街に来たのか。
どこも満席状態のようで、なかなか入り難い。「肉の大山」だったら、入れるかもしれないと覗いてみると、外で立喰い立呑みは既にOKだが、店内は11時開店がもうすぐ。10人余が行列を作っているが、その後ろに並ぶことにした。今日は、並ぶことが運命付けられている日かも知れない。我々は10組目。
程なく開店したが、何故か、8組だけ入れたら、後はお待ち下さい、と。以前、開店時に来たことが無かったので少々びっくり、マゴマゴする。店員が少なくて捌ききれないのだろうか。暫し待った後、2回目で目出度く入店となる。店内はまだまだ空いているテーブルがある。先発組は、呑み喰いが始まっている状態。我々の後、3回目の入場組が入ったところで、テーブルはほぼ埋まった。
ここのウリはメンチカツであるが、一番安価な「やみつきメンチ」(130円税別、以下同様)から「特製メンチ」(200円)、「匠の和牛メンチ」(400円)までと、和牛肉の添加量に応じて3種類もある。我々は特製メンチを、ビールと共に注文。併せて、盛り合わせランチプレート(900円)も注文した。
二人で、これだけ頼めばほぼ十分。ライスはいらないと店員に云う。程なく出てきた特製メンチはジューシー。これで200円はお得だと思う。続いて盛り合わせランチプレートも出てきた。これもボリュームは申し分ない。味も、さすがに肉屋がやっているだけあって文句無し。できればワインも頼みたいところだったが、このままだと蕎麦まで辿り着けそうにない。程々にして切り上げる。
ところでこの店、ランチ時に、何が頼めて、何が頼めないのかが、いまいち判り辛い。常連と思しき連中は、ランチメニューには無い料理を注文しているようだ。それに、偶々かも知れないが、隣りのテーブルでは、頼んだビールがぬるい、とクレームしている。この店のホスピタリティはもう一つのようである。

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肉の大山のHP: こちら