斑尾山と鍋倉山へ目出度く登頂した後の3日目。今日は完全観光モードで、小生はただ女子連の行きたい処の跡を辿るだけ。目的地は小布施にしたようだ。北斎の魅力か、栗の誘惑か。
宿の車で飯山駅まで送ってもらったら、先ず新幹線の切符を購入しておく。駅員(駅長?)のアドバイスにより、長野氏発の自由席に乗ることにした。その後、飯山線で豊野駅まで移動、そこからタクシーで小布施へ向かおうとしたら、駅前には1台しかいなかった。では先行組を乗せたあと、また豊野駅まで戻って来てくれるのか?と思いきや運転手曰く、何時になるか判らないので、別タクシーを今から呼んでおいてくれ、と譲らない構え。
そんなに小布施界隈の道が混んでいるのか、それともそのタクシー運転手は単に豊野まで戻りたくないのか定かではないが、ともかく後発組はタクシーがやってくるまで豊野駅前でぶらぶら。あひるちゃんはマンホール取材。のりちゃんは律義にタクシー待合所で待機。ふと気が付くと、何処からともなく小学生が現れて、小生の目の前を通り過ぎる時、「コンニチハ」と挨拶していく。躾がしっかりしている子供に出会うと気持ちが良い。その後、高校生か大学生らしき男子が駅にやってきたが、我々の前は無言で通り過ぎた。人間、なかなか純朴のままでいるのは難しい。
やがてタクシーがやってきて、岩松院へ向かう。葛飾北斎の「八方睨鳳凰図」をしばし鑑賞したあと、てくてくと町の中心街へ。かなり人通りが多く賑わっている。女子5人組は北斎館へ行くとのこと。ならばその時間を利用して、何処か造り酒屋にいってみようかと思い付く。小布施町には3つの造り酒屋があるようだが、徒歩圏内には2つ。先ずは松葉屋本店に行ってみる。高い煉瓦造りの煙突が目立つ。建物は落ち着いた外観。客は誰もいないようなので、やや入り辛い。
店内には女性の店員(女将だろうか?)がひとり。試飲をさせて欲しいと云うと「どうぞ」と仰る。どれでもOKのようだ。店頭に並んでいる酒をひと通り眺め、その中から「北信流純米吟醸」と「本吉乃川しぼりたて生酒」をもらうことにした。「北信流純米吟醸」はすっきり系で香りが高い。かたや「本吉乃川しぼりたて生酒」はずっしり濃醇の旨み系。やはり好みから云って後者が優る。ということで、「本吉乃川しぼりたて生酒」の四合瓶を購入。ところで「北信流」とは何のことか。調べて見るとこんな解説が見つかった(例えばこちら)。いわゆる、宴会の「中締め」の仕来たりという感じで興味深く感じた。

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松葉屋本店のHP: こちら