「イナリ食堂」にフラれて、とぼとぼと飯山駅に戻る。何か他に店は無いかと見回してみても、飲食店らしき建物は見つからない。この飯山駅界隈は、意外に道路も建物も新しいが、こういう状況だったらファミレスでもいいのに、と思っても見当たらず。調べて見ると飯山駅は、北陸新幹線が通るまでは、300mほど、もっと北側にあったらしい。駅の移設に対して、駅前商店街はさぞや難色を示したと思われるが、新幹線の威光には従わざるを得なかったのだろう。
北陸新幹線が、この飯山界隈の雰囲気を一変させたことは間違いない。駅に着くと、なにやら2階にテラスの様な設備がある。椅子も並んでいる。もしかすると、単なる洒落た待合室かも知れないが行ってみようと、エスカレーターを上がると、果たしてそこはカフェだった。その名も「パノラマカフェ」。片側が床から天井まで全てガラス張りなので、ぴったりのネーミングである。
中に入ると、登山者姿が場違いに感じるほど、洒落た空間。しかし奥のテーブルで、近所の主婦連が賑やかに井戸端会議中なので、ごくありふれた雰囲気だ。飲みものは基本的に珈琲か紅茶だが、ワインやビールもあるので問題ない。ビールはしかも、キリン一番搾りやハイネケンだけでなく、地ビール(志賀高原ビール)もある。おっと、日本酒も置いてある。気に入った。しかし、やはり喉が渇いているし、この場で日本酒はちょっと自重しておこうと、志賀高原ビール(500円)を注文。つまみもミックスナッツ、チーズ、ソーセージ、ぶなしめじのピザ、笹ずし、おやきなどもあるので、小腹を満たすには十分である。
ビールは、インディアペールエール(IPA)というタイプ。コクだけでなく、かなりホップが利いていて、クラフトビールらしからぬ苦さ。アルコール度数も6%と高め。なかなか良い。
この店で出す日本酒の銘柄は「水尾」と「北光」の二つ。どちらもここ、飯山の酒である。「水尾」を醸す田中屋酒造は、斑尾高原行きのバスの車窓から、杉玉が下がっているのを見ていた。ちょっと心が動いたが、酒蔵に寄る時間は無い。またの機会とするしかない。「水尾」は、たしか神楽坂の「酒蕎庵まろうど」でも呑んだ筈だが、良く覚えていない(T_T)。なんとかしてこの3日間に、どちらもちょっと味を見てみたい。さてどうなるか。

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パノラマテラスのHP: こちら