「秦野天然温泉さざんか」を出た後は、さて何処かで打ち上げということになるが、パッと見、東海大学前には気の利いた店が見当たらない。探せばあるのかも知れないが、なにしろ泥縄なので準備不足。ならば新宿方面組と南武線組とが分かれる登戸駅前で探そうということになった。実は個人的に登戸駅も、乗り換えで駅前を通過することは何回もあるが、駅を離れて何処かの店に入ったことは今まで無かった、と思う(そんなに自信はないけど)。
偶々、駅前で目に入った店があり、入ってみることにした。「鮮藍坊」という難しい名前で、中華居酒屋とある。中華料理屋とどう違うのか、少々興味が湧いた。
内装は、ファミレスよりはやや洒落たイメージ。接客もマニュアル的な感じはしない。メニューブックを開けば、なかなかバリエーションも豊富である。その中から、手作り餃子(520円税別以下同様。あれっ、さっきも食べたような・・・)、イカとセロリ炒め(780円)、鱧マコモ茸甘酢炒め(1,250円)、上海焼きそば(780円)、干し豆腐山椒和え(420円)をオーダーした。 
干し豆腐はこの頃、目にすることが多くなったような気がする。独特の食感があって美味い。鱧マコモ茸甘酢炒めは、あまり見ることはない。日本ではマコモ茸は10月頃がシーズンなので、これは東南アジア産なのだろう。この頃、マコモ茸の歯触りと甘みに嵌っているのでつい注文。合わせてある鱧も、初夏や秋が旬だから、これも日本産ではないのだろう。
どのあたりが中華居酒屋なのかよく判らなかったが、カクテル類が多いのと、日本酒や焼酎が普通の中華料理屋より品揃えが多めだろうか。料理は、味もコスパも悪くない。登戸で途中下車する機会は、これから増えそうな気がする。

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