今日は茂来山を登り1時間半、下り2時間余で、さほど汗をかいていないが、やはり出来ればさっぱりしたい。ところが、羽黒下から佐久平までの小海線沿線には、なぜか立ち寄り湯が少ない。唯一、佐久平駅の2つ手前の北中込駅から徒歩数分の処に「佐久一萬里温泉」という日帰り温泉施設(利用料1,000円)がある。この辺りは富士火山帯。何処を掘っても温泉ぐらいすぐ出てきそうだが、この界隈の自治体の方々は関心は薄いようだ。
今回訪れたのは、佐久平にあるビジネスホテルに併設された健康ランド。佐久平駅から歩いて数分の距離なので、立地は申し分ない。しかし残念ながら、ここの湯は温泉ではない。その割に利用料金は1,000円(一日居てもOKだが)と、地方にしては少々お高め。「佐久一萬里温泉」とどちらにしようか迷ったが、やはり交通の利便性を優先してこちらにした。
お風呂は、バイブラ備長炭風呂、白湯(いわゆる普通の湯船)、寝湯、流水風呂、樽風呂、露天風呂、水風呂と7種類もある(多けりゃ良いってことはない)。このうち、白湯と露天風呂に、各々約1分ずつ浸かったところで小生は概ね満足。ちなみにサウナも3種類あって、高温サウナ(約110℃)と低温サウナ(約70℃)があるところはユニークだが、冷蔵サウナなんてのもあって笑える。いわゆる冷蔵室。水風呂よりも良いのだろうか。基本、サウナは利用しないので、効果のほどは全く判らない。
ここには食事処もあるのだが、なんと14時から17時までは中休み(我々は13時20分過ぎに到着)。料理人が、休むのは当然だ、と云っているのかも知れないが、そんな営業体制の立ち寄り湯は聞いたことが無い。ドライブでやって来る客はいざ知らず、山から下りた登山客のことはちいとも考えていない様子だ。それが証拠に、ほら、我々3名のビール&つまみ代、しめて3,000円余は、向かいの「夢庵」に取られましたよ。
以前にも、佐久平駅で時間調整をしたことがあったが、その頃、駅前にはそれこそ何も無く、駅構内でぶらぶらするしか仕方が無いことがあった。その後、雨後の筍の如く、様々な店が出来たが、いま一つ使い勝手が良い処が無いようだ。一層の営業努力を期待したい。

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佐久平プラザ21のHP: こちら