茂来山はスッキリとした良い山だった。昨日に続き、今日も誰にも会わない。下りは霧久保沢か槇沢の何れか。霧久保沢コースは北斜面で雪たっぷり。その雪にはトレースが無い。雪はまだ腐っていないのでチェーンスパイクでも問題なさそうだが、土地勘が無いので沢ルートは少々自重。尾根伝いの槇沢コースをチョイスする。
最初のうちは細い尾根歩きが続くが、途中からやはり沢に下り始めることになる。沢は西を向いているので雪は殆ど無い状態。そのうち車道に出れば、あとは黙々と里に向かって下るだけ。途中、松茸山があって(ちゃんと標識にそう書いてあるのは、果たして泥棒除けになるのか、泥棒を挑発しているのか判らない)、立派な監視小屋まであった。松茸の季節に「相木荘」へ来るのも良さそうだ。里に近付くにつれ、民家や別荘の様なものは現れるものの、目ぼしい建物が無いので、結局、国道299号線まで出て、タクシーを呼ぶこととなった。
羽黒下駅まで行く途中、少々手前に良さそうな外観の蕎麦屋があった。タクシーの運転手も太鼓判を押すが、残念ながら列車の時間まで20分余りしか無いため、諦めて駅へ到着。さて、どうするか。同じタクシーの運転手が、そのまま駅前で客待ちしていたので、酒屋の在処を訊くと「それです」と、指の先に目をやればキリンビールの看板。いいところにあるなぁ。
看板に免じて、そそくさと「キリン一番搾り」を仕入れたら、無人の改札口を通ってホームへ。ビールを呑むには、待合室なんかより、やっぱり明るいホームが良い。今日はだいぶ陽気が良くなってきた。登頂を祝して乾杯。やはりビールは、太陽の下で呑むとひと味違う。

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