「ダンダダン酒場」を出た後、駅に向かって歩き出すと、まだ時間は早いですよね、呑み足りないですぅ~、と宣う御方がいらっしゃる。時計を見れば、確かにまだ7時前。ならばもう一軒梯子しますかと、4人で逆方向へ歩き出すことになった。
歩きながら、最寄りの店に考えを巡らすと、「狸穴」が呼んでいる気がした。そう云えばこのところ、ちょっとご無沙汰している。まさか、もう店が無くなっているなんてことないだろうな、などと思いつつ店の入口を潜ると、丁度客が入れ替わったところなのか、それともまだこれから予約客が来るところなのか判らないが、あれれ・・・店主以外、誰もいない・・・。恐る恐る、予約していないけど入れますか?と聞いてしまう。大丈夫ですよ~、と店主が二つ返事。大丈夫なのかね。ともあれ、入れて良かった。
調べてみれば「狸穴」は、一昨年以来4回目(前回の記録はこちら)。例の大雪を未だ経験していない頃のこと。もう、随分昔のような気がする。
席に着いたらとりあえず、日本酒。「小左衛門・純米吟醸・初のしぼり」は初めて呑む酒。片口にたっぷり、すりきり(福井的に、つるつる)一杯いただく。片口の注ぎ口にぐい呑みを置いて溢さないようにするところが良い。この「初のしぼり」は、呑み口すっきりで爽やか。さすが新酒という感じである。次に呑んだ「庭のうぐいす」は、「青海」で呑んで以来だわ、となおちゃんが仰る。恐るべき舌の記憶力である。そのうち、日本酒利き酒師になっても可笑しくない。
つまみは鯖刺身、魚介の燻製盛り合わせ、鯛酒盗、梅水晶を注文。ここの鯖は酢で締めておらず毎度、美味いと思う。わさびでなく、からしで喰うのが狸穴流。我々関東人は、生で鯖を喰うことにやや抵抗を感じるが、その理由はアニサキスの存在。ところが、九州北部で獲れる鯖には何故か、アニサキスは寄生していないか、居たとしても内臓だけらしい。だから九州人は、普通に鯖刺身を喰うと云うわけ。ところでこの店の鯖、まさか九州北部産ですよね・・・?

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