富士山駅からの帰り道、期待して乗った「フジサン特急」は、何故かロングシートの6000系だった。単に、止まる駅が少ないだけの通勤電車。ちょっと損した気分だが、特急料金300円なので、まっ、ギリギリいいか!
大月駅で中央線に乗り換え、いつものように立川で途中下車。さて、日曜日の昼下がりに入れるところと考えているうちに、以前より気になっていた「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」を覗いてみようとと云うことになった。今年の8月開店と云う新規店だが、調布をはじめ姉妹店は結構あるらしい。
我々が到着したのは午後4時過ぎ。土日は、午前11時30分からぶっ通しでやっていると云うから、我々の様な中途半端な時間にやってくる者には有難い(って、午前中から来ることはたぶんないが・・・)。暖簾を潜ってみると、さすがにこの時間はまだ空いている。我々以外には先客が二組だけ。ただし、その後じわじわと増え始め、帰る頃にはテーブル席はほぼ埋まってしまった。なかには、乳児を連れた団体客もいる。 
メニューを見ると、この店、餃子がウリと云う割には、餃子は、手羽餃子と肉汁餃子(450円税別、以下同様)の、二種類のみ。バリエーションよりも味で勝負、直球勝負という感じだろうか。期待してみたい。
店員を呼び「先ず生ビール」(460円)と告げると、「先ず、餃子何枚焼きますか?」ときた。時間が掛かるので、真っ先に注文してくれと云う。どれほどのボリュームなのか判らないので少々躊躇し、「二枚」と答える。ここで、五枚、とか云う奴もいるのだろうか。餃子以外には、チャンジャ(360円)、柚子キャベツ(360円)、塩じゃが(460円)、肉味噌もやし(360円)を注文した。この店で、餃子以外のウリは、馬刺しのようである。
この店は、JRAの斜向かいにある。丁度、建物からゾロゾロと競馬好きの方々が出てくるのが見える。何となく服装に統一感があるように見えるのは、単なる思い込みか。少なくともあの中に、登山姿の我々が入り込んだら、とても違和感があるだろうと思う。総じて、皆さん俯き加減に見えるのは、勝った人間はやはり一握りに過ぎないと云うことだろう。
やがて、焼き餃子がやってくる。さっそくいただくと、まるで小籠包のごとく、 肉汁が溢れんばかり。不用意に齧り付くと、辺りに飛び散らしそうだ。なるほど看板に偽りはない。この餃子に病みつきになる輩もいそうだ。皮は厚からず薄からず。これで締めてひとり2,500円ほど。今度来る時は、馬刺しも頼んでみよう。

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