上野原駅で降りると、いつもの富士急山梨バス上野原営業所の係員(お名前は存じ上げませんが、気さくなお方)が、何処へ行くのか訊いて来たり、今度新しいハイキングコースが出来たので行ってみないか、と手製案内図を渡されたりするのが毎朝の光景。いつもながらこの駅は、ハイカーに対してフレンドリーである。今回、我々は無生野から雛鶴峠に登り、日向舟、サンショ平、棚ノ入山、秋山二十六夜山と巡り、珍しく無生野線の往復だった(山の記録はこちら)。
「一福食堂」は、以前から、上野原駅前のその存在は知っていたが、毎度帰りを急ぐあまり、立ち止まることすらしなかった。今回はバスで上野原駅に戻ってくるという、絶好のチャンス。これを逃すと当分先に持ち越しになってしまうので、汗を流すのは後回しにして、先ず「一福食堂」へ入ることにした。
午後3時過ぎの入店。外観は、典型的な駅前食堂の佇まい。並んだ赤ちょうちんが良い味出している。この頃は、このような渋い店を見掛けることは少なくなった。中を覗くと、テーブル席が窓側に並んでおり、反対側には厨房、奥が小上がりになっていて、既に数人が盛り上がっている。ゴルフ客だろうか。テーブル席には二人連れが一組。店内の設えも誂えも、これぞ大衆食堂、という雰囲気。厨房のカウンターの下にはずらりと焼酎ボトルのキープ。けっこう常連がいるのだろう。リュックサックを入口付近に置かせてもらったら、一番手前のテーブル席に着く。我々の後からも、ゴルフ帰りや山帰りの客が次々入って来て、忽ち満席状態。なかなか人気の様子。2階もあるようだ。
見渡すと、厨房側の壁には色々お品書きの短冊が貼ってある。牡蠣のカレー焼きめし、なんてちょっと変わったメニューもある。大衆食堂なのに、シャトー・ルミエールのワインも置いてある。大衆食堂と云うと普通、ご飯ものや麺類ばかりの店が多いが、ここではそれなりに一品料理も揃っていて、呑んべえには嬉しい。やがて女子高生とおぼしき店員が注文取りにやってくる。我々は先ず生ビール(630円税込、以下同様)、併せて焼き餃子(440円)とモツ煮込み(550円)も注文する。生ビールの後は、日本酒(400円)をいただく。ここは、笹一酒造が造る「君が代」というブランド。笹一らしい、淡麗辛口系である。さらに、肉野菜炒め(540円)も頼んだ。どの料理もポイントが高い(特に餃子、美味い)。これならばリピーターがいるのが頷ける。我々も、遅まきながらその仲間に入れて頂こう。

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