「そば処みちこ」を出た後、下りの車道(一部山道)を、ほろ酔い加減で払沢ノ滝まで歩き、滝観賞。さすがに客は少ない。その後、タクシーを呼んで「瀬音の湯」へ。図らずも前回も今回も、浅間嶺を登った後となったが、物理的に他に行くところと云えば立川の銭湯(梅の湯か高砂湯)になるので、概ね順当な成り行きである。
行ってみると、入場規制されるほど混んでいた。こんな天気なので、紅葉狩りなんか早々に切り上げて温泉で温まろう、という輩が多いものと見える。毎週のように出かけていると、山へやって来る行楽客の行動パターンが読めてくる。でも選択の余地は少ないし、順番待ちの行列の長さもそれ程ではないので、行列に加わる。
入場規制していると云っても、ここ「瀬音の湯」は脱衣場のロッカー鍵をフロント(番台)で渡す仕組みになっているので、鍵を渡せなくなった時点で自動的に入場規制が掛かる。そうすると、番台に人が群がることになり、さらに混雑に拍車をかけることになるので、靴を脱ぐ前に規制をかけていると云うこと。合理的な手段だろう。少なくとも、脱衣所でロッカーが空くのを待っているよりは、はるかにましだ(みくりが池ではそうやって待たされた)。
やがて、そんなに待たされること無く、先ずは男子風呂の方が入ることが出来た。やはり、女性の滞在時間の方が長いと云うことか。公衆トイレで見受けられる現象が、ここでも生じている。
いつものように「カフェせせらぎに集合」、と云い残して男風呂へ。小生に較べれば遥かに長風呂している人の方が多いので、そう云う人たちのロッカーの入れ替わりはゆっくりしている訳で、渡す鍵が無くなったからと云って、脱衣所が大混雑になっていることはない。一方、芋洗いと云う程ではないにしろ、湯船は大賑わいである。 
早々に切り上げて、さっぱりしたら湯上りビール。「カフェせせらぎ」も、トドやアシカの群れに占領され座敷は一杯だったが、テーブル席は空いていた。生ビール(470円)を呑んで暫しまったり。ビールの残りが少なくなり、もう一杯呑もうかどうしようかと思案している頃、後続部隊が到着し乾杯となる。じゃあ、もう一杯いただくとするか。

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