「中清」で腹一杯、雷神揚げ丼を喰った後、腹ごなしに、カミさんが雑誌で調べたというカフェまで行ってみる。駒形橋西詰からちょっと吾妻橋側へ上がったあたり。手前に「四方酒店」という、角打ちがある(既に昼過ぎだと云うのに客はゼロ。せっかくなので入ってみたかったが、また次の機会にしよう。日曜休業だが、祝日は開いているようだ)。
目当ての「カフェ・ムルソー」は、建物の1階(道から見れば半地下)にケーキ店、二階と三階がカフェという造り。建物自体に洒落っ気はないが、店内のアンティーク家具と上手くマッチしていて、落ち着いた空間を醸している。店の東側が隅田川に面していて、フロアが完全に開け放たれているので、川が店の一部の様な感じ。時折、水上バスや屋形船が上ったり下ったり。店内の何処のテーブル席に座っていても、隅田川の流れだけでなく、対岸の建物群、スカイツリー、例のアサヒビールの觔斗雲的オブジェが載ったビル、駒形橋等が見渡せる。実に開放的。パリのセーヌ川か、ローマのテヴェレ川沿いにありそうな店である(単なるイメージである)。
ビールを呑みながら(もちろん、コーヒーでも構わないが)、隅田川の流れをぼう~っと眺めていると、時の流れを忘れそうだ。
この建物に目を付けた、この店のプロデューサーはエライと思う。浅草の中心街からやや離れているので客が少なめだが、これば吾妻橋の袂辺りにあったら、忽ち予約が必要な(或いは予約が取れない)店になるだろう。むしろ、この店を知る者にとっては、このくらいの距離感が丁度良いのかもしれない。ちょっと褒め過ぎだが、あまりヒトに教えたくない店であることは間違いない。ちなみにムルソーとは、知る人ぞ知るブルゴーニュ地方の有名ワインブランド(村の名前でもある)のひとつである。

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カフェ・ムルソーのHP: こちら