「ポッポ駅前屋」を出る前に、「特急あさぎり」の指定を取ることにした。今は便利な世の中で、スマホから指定が取れる。しかもチケットレス。特急料金は、松田から新宿まで690円也。ただし、ひとつ大きな問題がある。インターネット購入の場合、下車駅が異なる切符をまとめて(つまり、席を並べて)買うことができない。
今回、ひろちゃんだけ、新宿ではなく新百合ヶ丘で下車することになった(松田~新百合ヶ丘で620円)。そうなると、新宿組の席に隣り合うようにするには、直接窓口で切符を買うことになる。その時の顛末はこちらに詳しく報告されているので、ここでは繰り返さないが、何れにしても、二つの会社線(小田急とJR東海)を跨る「あさぎり」については、いまだにCS上の改善すべき点が残っていたようである。
「あさぎり」の場合にどちらが悪いのかはさておき、JR東海の御殿場線は合理化を徹底し過ぎたせいで、客の利便性を損なっているように見える。御殿場線の御殿場駅と国府津駅の間では、SUICAやPASMO(JR東海の場合はTOICA)は使えない。いまどき、(富士急には失礼だが)富士急行線だって導入しているのに、である(秩父鉄道は難しいかな)。
云うなれば、御殿場、国府津間は僻地である。JR東海は儲けの9割を東海道新幹線で稼いでいるのだから、見方によっては仕方が無いとも云えるが、逆に考えれば、東海道新幹線の儲けを、ローカル線の公共性価値向上に分配することで、会社の器量を見せられる、いい口実になると思うのだが。
いずれにせよ、根強く残っている障害や途中のプロセスの煩わしさはさておき、4人揃って「あさぎり」に乗ることは出来た。全席指定であるものの、いっそ全席自由席にしても良さそうなくらい空いていてゆったり。まだたっぷりと残っている「豊明 純米吟醸おりがらみ生 向日葵(ひまわり)」を取り出し、なおちゃん提供の缶つま「稚鮎油漬」を肴に、ちびちびやる。外はすっかり真っ暗だが、そんなのはもう関係ない。贅沢な時間を楽しんだ。

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