アドベンチャーワールドから今宵の宿、「コガノイ・ベイ・ホテル」までは車で15分。岬の高台に建っているので、眺望は抜群に良い。ホテルの正面からは、南紀白浜空港の滑走路進入灯が、目の高さよりも上に見える。ここ白浜は、なにかとコンパクトに固まっているので、何処へ行くにも利便性が良い。
客室は9階。西洋式の城の様な、バブリー的建造物「ホテル川久」も目の前。海岸線が複雑に入り組んでいるので、どの辺りが紀伊半島の本体なのか、俄かに判別しにくい。それにしてもまさしく風光明媚。この眺めだけで、このホテルに泊まる価値があるだろう。
陽が傾き、腹が減ってきたら1階のメインダイニング「コンカドーロ」へ。客は随分少ないが、まだ時間が早いせいかも知れない(ビュッフェスタイルの朝食時には、結構客がいた)。料理は創作フレンチ懐石とのこと。其々の献立には、抽象的な言葉と、使った食材が書かれているだけで、料理名は判らない。
飲み物は、最初にスパークリングワイン。その後のワインはフルボトルにはせず、飲み比べセットにしてみた。
先ず始めに出てきた料理は、「紅のプランター」という。食材はサーモン、生クリーム、野菜。ウェイターが、料理の説明をしてくれたが、まったく覚えていない。とにかくぱっと見、サーモンのオードブル。プランターに見立てたサーモンの上に、野菜が育っているイメージを思い浮かべて欲しいらしい。面白い趣向だが、毎度これじゃ疲れてきそう。
次に出てきたのは、さつま芋のポタージュスープ。題名は「甘い収穫」、ふむ、もうひと捻りが欲しいね。
その次は「閉じ込める」と題した、ホタテときのこのパイ生地包み。かなり即物的なお題。もうちょっと想像力を掻き立てる題名にした方がよくないかな。
魚系料理として鯛のライスペーパー包みは、「透ける旬」。・・・疲れてきたのかな。
ソフトシェルクラブのフリットは「マングローブ」。えー、なんでかな。まさかマングローブ林に棲んでいるカニじゃないだろうね。
最後の肉は、牛肉グリルのかぼちゃソース掛けで「畑に育ち」ときた。はあ。
どれこもれも、味はまずまずなのだが、なんでこんなイージーな名前にしたのか悩んだりして、関心が違う方向に行ってしまいがち、だんだん疲れてくる。でも、普段目にすることがないディナーを食べた気にはなる。
そうこうしているうちに、外はとっぷりと日が暮れた。下の庭を見るとLEDで奇麗にデコレーションされている。これも、日頃見慣れない風景。これも含め、様々な非日常性を体験できるところが、このホテルの魅力と云えるかもしれない。

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