小海線に乗っている間に降り始めた雨は、小渕沢に着く頃は本降りとなった。駅舎には、雨で立ち往生しているのか、それともこの頃、かの星野リゾートの「リゾナーレ八ヶ岳」が小淵沢の傍に出来たので、そこへ行くバスを待っているのだろうか、多くの人で溢れている。駅構内の立ち食い蕎麦屋にも多くの客が群がっている。ひと昔前は長閑さがあったが、この頃随分と小淵沢駅の雰囲気も様変わりしてきた。
丁度、昼食時。さて何処へ行こうか。小淵沢駅界隈には、その「リゾナーレ」内のレストランも含め、いくつか店があるが、「やっぱり蕎麦がいい」という声が上がったので、ならばと、予め調査済みの蕎麦屋「雅」に行ってみた。傘を差して(このちゃんは傘を持って来なかったので、しっかり合羽上下を着て)、へこへこ数分の距離。中央線の車窓からも見えそうな場所にある。
目指す店は、昭和の初めに建てられたと云う、古い町家。実体験は無いのに、田舎の実家に遊びに来たような錯覚を覚える雰囲気。気取りが無い分、落ち着ける。三和土に靴を脱いで上がる。畳の間が続く、昔ながらのスタイル。3つ目の部屋に通され、一番右手奥の座卓を囲む。
席に着いたら先ずビール。付き出しが2種類出てくる。つまみは板わさ、野菜天麩羅、厚焼き卵をいただく。女将(?)と思しき女性は接客がややそっけないが(小鉢も、で~ん!と置いていくが)、雇われ花番さん(?)らしき女性は、天麩羅は単品で頼むよりも天ざるの方が割安です、と優しくアドバイスしてくれる。
せっかくなので日本酒もいただこう。七賢の生酒を頼むと、青竹の徳利と猪口が出てきた。心憎い演出だ、ひと味違う感じがしてしまう。
この界隈の名物は「おざら」という、ざるうどんらしいが、締めはやっぱりもりそば。細打ちのつるつるしこしこ系。かなり満足。その後、我々が帰るまで、二組の客がやってきただけ。お値打ち感があるのに客が少ないのはやや意外。女将(?)の愛想が改善されれば、人気も高まると見たが、そうならなくても、それはそれで別に構わないように思う。また来るときに、人気が出て予約が必要、なんてなって欲しくない。

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