「稲子湯」始発の小海町営バスに乗り、松原湖駅入口BSで下車(10時42分着)、小海線に乗り換える。空は朝からどんよりしたまま。JRの駅は、バス停のある国道よりも20mくらい低く、かつ離れているせいか、少なくとも小海線では、この駅ほど駅前に何もない駅も珍しい。秘境駅という程ではないにしろ、ホームが片側1つしかないと云う、超シンプルな無人駅。改札口なんて当然、無い。ホームの反対側は、緑の山と木々しかない。そのせいで、長閑さも飛び切り、癒し効果バツグンである。
この駅にやってきたのは、5年半前以来だ(記録はこちら)。その時は隊長と、たった二人だけの乗客だったが、今日は、バスの乗客や何処からともなく現れた鉄っちゃんがいて、20人くらいが上下の列車を待っている。六角堂の様な待合室も盛況である。我々は、折角この長閑さを味わうため、待合室ではなく外で。
11時23分発小淵沢行がやって来るまで30分くらいあるので、やっぱり酒を取り出す。つまみも出てくる。ここで駅呑みするのは、和尚から貰った「鳴海」純米無濾過生酒。爽快なので、スカスカ呑んでしまう。向かい側の森の緑を眺めながらの酒は格別である。あー最高
ここは無人駅のままで構わないから、その代わりにエキナカ立ち飲み居酒屋でもやったら如何だろうか。シチュエーションは申し分ないと思うんだけど。ま、平日や真冬の頃は、客が来るか全く保証の限りではないけど。
そのうち、下りの列車(ディーゼルカー)がやって来る。誰も降りて来ない。小諸方面に向かう乗客が、10人ほど乗り込む。ディーゼルカーが去っていくと、静寂が戻る。また暫し、ちびちびやる。
もうすぐ上り列車がやってくるかな、と思いだした頃、パラパラと雨が落ちてきた。午後から雨という予報通りだ。予報通り、山で雨に降られなくって良かった。この頃、天気予報の精度が良くなったような気がするが、気のせいだろうか。それとも、気象衛星の観測精度のせいか、コンピュータシミュレーションの性能のせいか。
やってきたのは、ハイブリッド車だった。まったりしたひと時は、これでおわり。たまにはこの駅で、暫し列車を待つのは悪くない。今度来るのは、本沢温泉の帰りだろうか。

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