トムラウシ山は東京からは遠い。とは云え、金さえ掛ければ東京から2泊3日で登って来られる。便利な時代だ。考えてみれば、日本アルプスの一部の山を除けば、殆どの日本の山は、2泊すれば往って帰って来られるだろう。利尻山だって、屋久島の宮之浦岳だってそうだ。そうなるとたいていの場合、1日目は基本的にアプローチのみとなる。
今回も、1日目は登山基地となる東大雪荘までは、公共交通機関を乗り継ぐだけで全く歩き無し。呑んだくれても辿り着くことは出来る。羽田から新千歳空港に降り立ち、 快速エアポートで隣りの南千歳駅へ移動、石勝線経由で根室本線へ向かう「特急スーパーとかち」を待つ。待つ間、ホームにある売店で駅弁を購入。
北海道には、これまで仕事で札幌に何度か来たくらいで、あとは昨年の利尻山、一昨年の後方羊蹄山だけ。利尻山は飛行機利用なのでJR北海道のご厄介にはなっていない。従って、これまでJR北海道の路線は、千歳線と函館本線しか乗ったことが無い。ついでに云えば、非電化区間の乗車は小樽と倶知安の間だけ。今回は、南千歳から新得まで、ディーゼルカー・キハ261系による石勝線の旅。新しいこと尽くめである。
「特急スーパーとかち」に乗ってみた印象としては、結構快適、ディーゼルカー特有の振動も少ない。脱線事故や火災で随分、社会的信頼を損なっているようだが、今日は大丈夫そうである。車窓から見る風景は、北海道的と云えば北海道的。ひたすら、森。時々、畑。時々、牧場。人家が見えない。全線が単線区間のせいで、所々、スノーシェルターで覆われた信号所を通過する。これも北海道的な眺めだ。途中、追分、新夕張、占冠、トマムに停車。
車窓からの風景を眺めながら、駅弁をパクつく。仕入れた弁当は、汐彩弁当(1,100円)。右に「ほっきめし」左に「サーモン寿司」、真ん中に「いくら」という豪華版。ホッキ貝が柔らかくて美味い。普通ならば、ここで当然ビールなのだが、明日の本チャンを前に、ちょっぴり自重した。我が身を驚くほど、レアケースである。

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