塩原・高原山の大入道から学校平へ下りてくると(山の記録はこちら)、「山の駅たかはら」はすぐ目の前にある。「道」の駅ではなく、「山」の駅だと云う。道の「駅」の場合は、「道」という1次元空間の、文字通り「点」だが、山の「駅」は「山」という3次元の世界の「点」と云うことになり、だいぶ性格が異なるもののように思える。それが狙いだとすれば、なかなか味なことをやる。ちょっとうがった解釈をすれば、聖界(山)と俗界(里)との接点の様な場所にあるということか。
試しにググってみると、近くでは、桧枝岐村の御池ロッジがいつの間にか「山の駅 御池」になっているし、他にも伯耆大山(だいせん)や岡山の那岐山、奈良・吉野山、阿蘇山など、意外に多くの処で「山の駅」を標榜している。しかしここ、たかはらと御池ロッジを除けば、どれも少々俗世間に近すぎる感じがするので、小生のイメージには合わない。
「山の駅たかはら」の建物の中には、レストラン、特産品販売コーナー、展示コーナー、休憩コーナーなどがあって、これは普通の「道の駅」とほぼ同じ。ここが「俗界」の入口である証拠は、山から下りて汗も引かないうちに生ビール(500円)が呑める(地酒だって呑める)こと。これが「山の駅」と呼ぶに相応しい所以と、個人的に解釈したい。このような「山の駅」は日本中の山にどしどし作って欲しい。少なくとも路線バスの終点には必ずひとつ、お願いしたい。
奥多摩だったら終点は、「清東橋」、「東日原」、「峰谷」、「鴨沢西」、「檜原都民の森」、「藤倉」、「上養沢」、「つるつる温泉」と云うことになる。そうなると、「つるつる温泉」は既に日帰り温泉があるので、それ以外にお願いします(でも、「都民の森」以外は忽ち潰れそうだな・・・)。
そうだ、ついでに云えば、ここ「山の駅たかはら」に、立ち寄り湯があったらもう完ぺきである。
それにしても今年のツツジは、例年に較べて少なくとも3週間、もしかすると1ヶ月遅かった(開花が早かった)ようである。普通ならば、シロヤシオ、ヤマツツジ、レンゲツツジ、トウゴクミツバツツジの何れかの満開に出会うことができ、上手くすればその全てを愛でることが出来ると期待していたが、見事に外された。
大入道辺りはシロヤシオの木ばかりなので、上手く満開に当たればさぞや素晴らしい眺めだろう。また来年あたり、ここ「山の駅たかはら」に寄ることになりそうだ。 

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