塩原の山を登り、「山の駅たかはら」でひと息ついた後、タクシーの運転手が勧める「まことの湯」に行ってみる。見掛けは普通の日帰り温泉施設なのだが、中に入るとなんとなく素朴な造りで、のんびりした空気。湯治場の雰囲気が漂う。
ここの湯はまったくの天然かけ流しで、源泉は75℃もあるそうである。流石は那須火山帯にある温泉である。塩化物硫酸塩温泉でpHは8.9と、これはノーマル。
玄関を入り、券売機で500円を投入し、右手のカウンターで券を渡したら風呂場へ。時間が早いせいか(14時過ぎ)、脱衣所に客は殆どおらず広々している。洗い場も湯船もゆったり使えて申し分ない。特に露天風呂はかなり大きな造りとなっていて開放感がある。これで500円はお得。かと云って長湯することもなく、さっと入ってさっと出る。
さっぱりしたら、いつものように休憩室(食事処)へ。ここも券売機で選んでカウンターで受け渡しするシステム。焼き餃子が目に入ったので生ビールと共に注文。直ぐに呑みたいのを我慢して「ビールは餃子といっしょでお願いします」と店員に伝える。
辺りを見渡すと、近所のおかあさん達が、陸に上がったトドのようにゴロンと横になっている、何処の日帰り温泉でも目にするいつもの光景。我々も、今日、帰らずに済むのであれば、見習ってゴロンとなってみたいものだと羨ましく思う。将棋を指している熟年グループもいる。ここにはまだ縁台将棋が生きていた。
そうこうしているうちに他のメンバーもやってきて、餃子付き生ビールも出来上がり、乾杯。さっき「山の駅たかはら」で「汗が引かないうちのビール」を呑んだばっかりだが、やっぱり「風呂上がりのビール」も必要。悩ましいことながら、山から下りた直ぐの処に日帰り温泉があれば、先ず汗を流すことになるだろう。もし直ぐの場所にビールだけがあり、日帰り温泉が離れた場所にあれば、移動は多少面倒乍らも、今回のように両方楽しめる訳だ。どちらも甲乙付け難い。まこと嬉しい悩みである。

_DSC8434

_DSC8432

_DSC8431

_DSC8429

_DSC8420

_DSC8421

_DSC8422

_DSC8424

_DSC8425

_DSC8427

_DSC8428

_DSC8433