湯上りビールを何処で呑むか、というのは毎度常に付きまとう課題だが、今回は予めみんなに、「クラブ湯」の後は、西武秩父駅前の「駅前」に集合と宣言していた。しかし、「クラブ湯」で汗を流したあと、西武秩父駅方面へ歩きながら、ふと思った。今回は後に西所沢「久呂無木」再訪が控えている。隊長はそれまで喰い物は控えたいと云っている。
「駅前」は、店の親爺の勧めに従い、次々に出てくる珍しい料理をいただくのがウリ。「駅前」に入ってビール呑むだけという選択肢は、普通は無い。そんなことすると、親爺店主が悲しそうな顔をするのは間違いない。ではどうするか。
と思いつつ秩父仲見世までやって来た。ここには広場があって、観光客がプラスチックテーブルで思い思いに清涼飲料を飲んでいるかと思えば、ビールを呑んでいる奴らもいる。広場の隣りに目をやると、立呑み屋台(やきとり省松)があって、生ビールも売っている。そっか、ここで良いじゃん!ここならば軽く呑むことができ、しかも「駅前」に向かうであろう後続部隊をキャッチできる筈。さっそくテーブルを確保し、「省松」で生ビールとやきとりをゲット。
胡桃だれのやきとりとは変わっているなー、などと味わいつつ、ビールをぐびぐびやって後続を待つが、なかなかやって来ない。だんだん心配になってきたので、なおちゃんに電話をすると、見逃したのか、丁度「駅前」に入ったところだったようだ。こっちの場所を伝え、出て来ていただく。なおちゃん曰く、「親爺から、おしぼりを手渡されるところだった」ようである。あぶない、あぶない。隊長と和尚は別動の様だが、やはりキャッチできない。今度は隊長に連絡を入れると、またしても「駅前」に入ったところだったようだ。同じように、出て来てもらう。「駅前」の親爺の呻き声が聞こえてきそうである。誰の仕業か判らないとは思うが、今度「駅前」に行くのは、ほとぼりが冷めてからの方が良さそうである。
ともあれ、広場に全員集合し乾杯。持参の日本酒やつまみも取り出し、安上がりに盛り上がったのは云うまでもない。

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