「やしおの湯」でさっぱりした後は、下今市駅乗り換えの「スペーシア」で、豪勢に北千住へ移動。土曜日の上りにしては、結構席が埋まっている。この頃、東武日光発の特急がほとんど無くなり、下今市で鬼怒川温泉発に乗り換えるケースが多くなったが、何か理由があるのだろうか。 
小田急ロマンスカーも半分ぐらいはそうだが、東武日光線の車窓からの眺めは単調。日頃、中央線や青梅線に慣れていると、ひたすらまっ平らな関東平野を走るだけの景色は物足りない。でもまあ、酒と肴さえあれば、さしたる問題にはならないけど・・・。
ところで、ふと思いついて調べてみたのだが、首都圏を発着するレジャー特急の所要時間と料金は以下の通りだった。
  ・塩山→新宿:約1時間25分、JR/かいじ特急券1,860円。
  ・下今市→北千住:約1時間30分、東武/スペーシア特急券1,340円。
  ・箱根湯本→新宿:約1時間30分、小田急/ロマンスカー特急券890円。
  ・西武秩父→池袋:約1時間20分、西武/レッドアロー特急券640円。
ということで、不思議と時間はほぼ同じ、料金はやっぱりJRが一番高いのは思った通りだが、西武と東武で倍半分も違うとは意外や意外。何れにしても、レッドアローは、割と気安く乗れる感じがあるのは、料金の面から明らかである。JRは別として、私鉄3社の違いは、基本的に需要(≒観光地の人気度)と比例しているのだろうと思う。
日光は一応、JRと東武が競合している形だが、事実上、JRは完敗している(JR新宿発、東武日光行の特急を走らせていることがそれを象徴している)。そのため、スペーシアの多少高い価格設定はやむなしと云うことになるのだろう。
日光のタクシー運転手がこぼしていたが、観光客は自家用車でやってくる方が多いし、せっかく電車でやってくる客を乗せても、シーズン中はいろは坂での大渋滞に巻き込まれ、売り上げがちっとも上がらないのだそうだ。それに、昨今増えている外国人観光客は、まず、タクシーには乗らないそうである。それにひきかえ、我々は上得意の客という訳だ。また近いうちにきっと、日光のタクシーにご厄介になる筈である。 

_DSC8107

_DSC8109