久しぶりに蕨山に登った(山の記録はこちら)のだが、予想外の雨(とアカヤシオの不作)で気分的に盛り下がったため、当初の予定を途中で切り上げ、名郷に下ることにした。バス停近くの酒屋(中屋商店)でビールを呷ったあと、バスで「さわらびの湯」へ移動し入湯。ここへ来るのも久しぶりである。旧名栗村が建てた日帰り温泉施設で、名栗の材木をふんだんに使っていて良い雰囲気。以前より気に入っていたのだが、久しぶりに今日入ってみて、他の施設と比べると更衣室が狭いな、という印象。
ともあれ、風呂上がりはラウンジで缶ビール(残念ながら軽食コーナーが無いので自動販売機)。大きな窓から外の緑が見えて気持ちいい。年中ビールは呑むが、この頃気温が上がってきて、ビールが一層美味いと感じる季節になってきてうれしい。
ところで、世界の1人当たりのビール消費量は、日本が52位で43.1リットル/年、1位チェコでは147.1リットル/年だそうである(2013年統計、キリンビール調べ)。ちなみに日本の統計は、ビールだけでなく、発泡酒、新ジャンルも入っているそうである。個人的にどうかと云えば、平均で毎日ロング缶1本ぐらいは呑む勘定(勿論、それだけでは済まない・・・)。と云うことは、0.5×365=182.5リットル/年となる。日本の平均値を押し上げるのに、多少貢献しているようであるが、チェコ人の間に入ると、ごく普通の人ということになる。日本人がビール(含、発泡酒+新ジャンル)をあまり呑まないのは、好きじゃないと云うよりは、そもそもアルコールを呑まない(呑めない)人の割合が多いと云うことではなかろうか。この頃、会社の帰りに呑むと云うことは、(小生だけでなく)全般的に減ってきているようだし、今の20代、30代の連中はそもそも、半ばオフィシャルな呑み会(歓送迎会など)にも参加しない者が結構いる。今どきの若者には、呑みニケーションは流行らない。
閑話休題。今回、往路で飯能駅から名郷BSまでと、復路の名郷BSからさわらびの湯BSまで乗ったバスの車内には、「ヤマノススメ」という少女アニメのラッピングが為されていた。そのようなコミックやアニメがあることは知らなかったが、山登りをテーマにしていて、全国各地の地方自治体や観光協会とコラボをしているようである。少女アニメが地域活性化に一役買っている時代なのだ。このバスから外を眺めると、旧名栗村の景色も、ちょっと変わって見えてくるから不思議だ。

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ヤマノススメのHP: こちら