「アップル館」は、玉原ペンション村の一番北側(鹿俣山に近いほう)にある。部屋数は8つほどの、一般的サイズのペンション。我々以外に二家族が逗留していた。どちらもスノボーが目当て。我々のような登山姿は、ここのペンションに限らず、見当たらなかった。
このようなことは、個人的には少々不思議に思う。この時期はリフトが動いているので、極めて安直に鹿俣山へ登れる。時間さえ許せば、獅子ヶ鼻山だって行って来れる。残雪の山を楽ちんにエンジョイしたければ、ここほど安直に雪山にアタックできるところはそうはない。これほど登山人口が増えているのに、雪山も楽しまないのは片落ちというものだ。
今回、鹿俣山にやってきたのは、今シーズン1回ぐらいはスノーシューを履いておこうという目論見だったのだが、残念ながら、思ったより早く、スノーシューの季節が終わっていた。 今年は雪解けが早いようである。
ともあれ、ペンションに戻ったら風呂に入って、また湯上りビールを呑もうと考えつつ、ペンション村を目指す。この界隈のペンションは、どれも似た雰囲気を漂わせている。「建売じゃないの?」と和尚。たしかに、そんな気がする。
今回厄介になったペンション「アップル館」は、若い夫婦が経営している。そんな雰囲気が室内装飾の其処彼処に表れている。バーカウンターには、アルコール類が並んでいる。なおちゃんのリサーチによると、ここのウリはワインだそうだ。
部屋でちょっと一杯やったあとは、ダイニングルームへ移動しディナー。ワインリストを見るとレ・ペルラン・ド・ラフォン・ロシェ'06があった。さっそく注文。シャトー・ラフォン・ロシェのセカンドラベル。ネット通販で買っても3,000円はする代物である。都心のフレンチレストランだったら、8,000円取られても文句は云えない。こんなフレンチワインは昨今呑んだことが無かったが、市場価格のプラス1,000円ほどで、しかもこんな山の中のペンションで飲めたのは、まさしく僥倖だ。味わい、深み、渋みとも、典型的なボルドータイプ。こんなワインをいつも飲ませてくれるんだったら、たとえ鹿俣山自体に食指は動かなくとも(でもこの界隈のぶなの森は素晴らしい)、またこのペンションに来てみたい。

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