乃木坂の国立新美術館で、「マグリット展」と「ルーブル美術館展」をまとめて鑑賞。やはりネームバリューが違うのか、客の入りは「ルーブル」の方が遥かに多かった。「ルーブル」では、有名なフェルメールの「天文学者」以外、目ぼしい絵画がなかったにもかかわらず、である。小生も、クエンティン・マセイエスの「両替商とその妻」だけが微かに見た記憶があったに過ぎない。「ルーブル」と「フェルメール」の何れのネームバリューなのか知らないが、流石に「天文学者」の1枚だけでは展示会にはならないだろう。
それにしても今回の、「日常を描く」という展示会のテーマは少々強引ではなかったか。紀元前のギリシアの壺から、19世紀末のバルビゾン派まで、「日常を描いた」絵を寄せ集めただけで、作風やコンセプトには全く一貫性がなかった。逆に云えば、これまでそのような見方でしか、展示会を捉えていなかったことに対するアンチテーゼを狙ったのかもしれぬ。
ともあれ、個人的には「マグリット展」の方に満足。一番お気に入りの「光の帝国(L'empire des Lumieres)」や、「ピレネーの城(La durée poignardée)」が出品されていなかった(「光の帝国Ⅱ」はあった)のは残念だったが、二番目に気に入っている「大家族(La Grande Famille)」は見られたのでまずまず。
絵画鑑賞の前に、同じ乃木坂で腹ごしらえをしていた。予約していたその店は、ちょっと高級イタリアン。シチリア料理店だと云うだけあって、店内は原色を使った装飾が目立つ。昼のランチは2,000円前後だが、ディナーは8,000円から、というので、夜に来るのは少々清水の舞台が必要だ。有閑マダム(って死語?)達の、常連と思しき客も多い。イタリア人シェフがわざわざ出て来る。きっと、今日も相変わらずお美しいですね、ぐらいのお世辞を云っているに違いない(聞こえないけど)。あとから飛び込みの客も何組か来たが、皆、丁重に追い返された。
さて料理は、というと前菜については特段、インパクトは感じなかったが、手作りショートパスタ(名前は不明)は歯触りも味もなかなか良かった。グラスワインもまあまあのクオリティ。でもこの店で、ボトルを頼むのはかなり勇気が必要。リストをちらっと見た限り、最低、1万円って感じである。いくら美味くてもなー。

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Ristorante da NinoのHP: こちら