「玉川屋酒店」で角打ちを堪能した後、アユラシが行きたかったという「秋田屋」に入ってみた。都営地下鉄大門駅の直ぐ傍にある。この店の開店時間は15時30分で、閉店は21時という、健全(?)な店。黄昏時には、数多くの立ち飲み客が店の外に群がっていることで有名なもつ焼き屋である。小生もその光景を何度か目にしたことがあるが、これまで、その中に割って入る勇気が無かった。創業は昭和4年とのこと。
もう20時を回っていたせいか、外で立ち飲みしている客はいないので、この店らしさ感はいまひとつ。もっともこの寒空で外飲みは少々厳しいだろう。中のカウンター席とテーブル席がある店内スペースは、なんと扉が無く、ビニールシートの仕切りが垂れ下がっているだけで、ほぼオープン状態。覗いてみると、椅子に座っている客は皆、コートを着たまま呑んでいる。
我々二人は上手い具合にテーブル席を確保できた。と云っても、社員食堂の様な長テーブルを、他の人とシェアするかたち。狭い店内にギシギシ座る感じで、寒さ対策には丁度良さそうだ。外から風が入ってくるとは云え、外で立ちんぼとは大違いである。後からやってきた客は、店員の指図で階段を上がって行った。2階もあるらしい。やっぱり熱燗を貰おう。酒は高清水のみ。
メニューを見ると、もつ焼き以外にも、いろいろ焼きものがあるが、ここはやっぱりもつでいこう。ところが時間が時間なので、もつ焼きはもう、レバーとテッポウしかなかった。 何れも2本で320円だが、相当ボリュームがあるのでこれで十分。てっぽうは下処理は少ないのか、思いの外、歯応えがある。こんなてっぽうは初めて食べる気がする。
滞在時間は1時間足らずだったが、いつのまにか誰もいなくなり、店から叩き出されるまで呑んでいた。この店で立ち呑みをしたくなければ、もつ焼きの種類は制限されるかもしれないが、我々のように20時過ぎに来て、さっと呑んで喰って、さっと帰る(あるいは追い出されるまで粘る)のが狙い目のようである。

_DSC6530

_DSC6531

_DSC6532

_DSC6535

_DSC6536

_DSC6539

_DSC6540

_DSC6541