「テルミニ」は18時までに追い出されると云うことだったので、もう一軒はしごすることにした。嗜好を変えて、ちくっと日本酒でも呑もうかと「酒の穴」に入ろうとすると、和服姿の女性店員に「予約で満席です」と素気無く断られる。店内には意外にさらりーまんが多かったのは、銀行系の打ち上げだろうか。再び寒空に出て、さてどうしようかとレンガ通りをふらふら京橋方面に向かうと、目の前に「バニュルス(Vinuls)」。オザミ・デ・ヴァンの系列店。流石に二階のレストランは予約で一杯だろうが、ダメもとで一階のバルに入ってみると、丁度、客の入れ替わりのタイミングだったのか、上手い具合にカウンター席が空いていた。
席に着いたらグラスワイン(銘柄はさっぱり忘れた)を注文、その肴には、「サヨリのマリネ」と「サンマのフリット」を頼む。サヨリをレモンとオリーブオイルで喰うシンプルな味付け。こりゃ白だな。サヨリは直ぐ出てきたが、サンマがなかなか出てこない。忘れたのか、単に忙しいのか。そのうち、そっとサンマが出てきた。どうやら、忙しくて忘れたようである。サクッとホクホク、これもなかなかイケる。もうちょっと何か欲しいなと再びメニューを見ると、「ウナギ稚魚のガーリックオイル煮(いわゆるアヒージョ)」に目が止まる。昨今不足している稚魚をそのまま喰ったら勿体なさすぎ、と思うのがノーマルだがつい魅力に負けて恐る恐る注文。出てきたアヒージョには、申し訳程度のシラス(こんなに小さいと果たしてウナギかどうかも判らぬ)がオイルに浮いているだけで、稚魚不足の世相を象徴するような光景。侘しすぎて食欲も失せる。
店内をチェックすると、バルはこの頃のトレンドなのか、さすがに若者が多い。我々以外は恐らく30代か20代。客は全部で16名。うち、男子は4人のみ。この店も女社会の一部である。そもそもバルは女性の嗜好なのか。この店に男子が入るケースとして、相手の女性が行きたいと云うのでしようが無く入る場合と、ほんとは積極的に入りたいが男一人又は男集団では気が引けるので女子をだしに使った場合が考えられるが、小生以外の3人はどうなのだろうか。何れにせよ、男子たるもの、たまには場末の焼鳥屋じゃなく、銀座のバルで(周りから白い目で見られない程度に)管を巻いては如何?

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VinulsのHP: こちら