およそ2年ぶり(記録はこちら)に葭之池温泉に入湯(600円)。前回同様、杓子山の帰りである(今回の山の記録はこちら)。程良く鄙びた風情が相変わらず。かつては旅館だったと云う大正期の建物の佇まいは、癒し効果抜群である。ここの正式名称が「翠松閣葭之池鐄泉」というのは、今日初めて知った。
ところで、杓子山から下りて、ペンション鉱泉閣前から乗ったタクシーの運転手は、この葭之池温泉の存在を知らず、単に駅名だけがあると思っていたようだった。結局場所が判らないので、偶々通り掛かった地元の人に行き方を訊く始末。この運転手は地元じゃないの? なんで俺達の方が知っているの? ついでに云うと、我々が杓子山から下りてきたことを知っていた筈なのに、下吉田駅傍の高台にある忠霊塔から見る富士山は、大変立派なので是非行くべき、としきりに勧めていた。もっと高い杓子山から、遮るものが無く富士山が見えることはご存じではなかったようだ。タクシーの運転手たるもの、もうちょっと自分の地元のことを知っておくべきだろう。
閑話休題。今日は気温もさることながら、北風が時折強く吹いていて、体が冷えていたのでここのちょっと熱めの湯が丁度良い。でも湯船以外は、天井が高いせいか、そもそも湯船が小さいせいか、浴室と脱衣所が一体化しているせいか、裸でいると寒い。洗い場のカランからの湯の出方も少々省エネ過ぎる。もうちょっと何とかならないものか。そのぶん、湯船に長く浸かることになる。
のぼせる寸前まですっかり温まったら、帳場でビール(大びん600円)を仕入れて休憩室、というか大広間へ。地元のおばあちゃん達が炬燵で丸くなっている。ここのゆったり感は、他の立ち寄り湯では味わえない。窓からは富士山も望める。ビールを飲んでしばし、まったりする。個人的に、ここは日帰り温泉としてはぴか一。本当はこのままここに泊まっていきたいくらいだが(もちろん、泊まることはできないが)、それは叶わずタクシーを呼び三つ峠駅に向かう。今度はもうちょっと暖かい頃に来て、団扇を扇ぎながらまったりしてみるか。

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葭之池温泉のHP: こちら