篠井山を登った後、奥山温泉に立ち寄る。その名の通り、富士川の本流から随分、谷を分け入ったどん詰まりの山奥にある。このあたり住所は山梨県だが、タクシーの運転手も云っていたように、文化圏は完全に静岡県のようだ。駐車場には結構、車が止まっていたようにみえたが、風呂場は思いの外閑散としていて利用者にとってはのびのびゆったり。休憩室も同様で、風呂だけの利用では500円、休憩室も使うと800円との料金体系にもかかわらず、500円払っただけでも、空いているので休憩室を使っても良いですよ、と大らかな扱い。東京近郊の日帰り温泉とはやや様相が異なる。
建物は檜をふんだんに使ったりっぱな造りで気持ちが良い。風呂場も天井が高く開放感たっぷり。湯はアルカリ性が結構強いが、温めで肌触りは柔らかな感じ。休憩室では、多少、食事もできるようであるが、我々はこれから佐野川温泉に向かう都合上、ビールだけにした。それでも、篠井山に登らない限り、絶対来ることがないであろう温泉に入ることができたのは貴重だった。

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