笹子雁ヶ腹摺山の帰り、新酒まつりに合わせて、久しぶりに笹一酒造に行ってみた(というか、新酒まつりのタイミングに合わせて、近くの笹子雁ヶ腹摺山に登った、と云った方が正しい)。山頂付近はすっかり冬枯れ状態だったが、標高1,000m付近から下は、良い具合に紅葉していた。一日中天気は良かったが、笹子川沿いの甲州街道は日暮れが早く、じっとしているとジンジン冷えてくる。笹一酒造の店舗に入るとほっかり暖かい。
創業は大正8年(西暦1919年)と、造り酒屋にしては比較的新しい。笹一は昔から切れがあって辛口のイメージが強いが、先日、立川の菊松屋で呑んだ「ささ一 純米吟醸無濾過」に、あれっ、と思うほどの濃醇さを感じたので、今回はちょっと期待していた次第。
ところが利き酒試飲コーナーの方に聞いて初めて知ったのだが、主要銘柄以外は3カ月ぐらいでくるくる代わっていくらしい。「ささ一 純米吟醸無濾過」についても、「以前、そんなのも造っていました」というさっぱりした回答。当然のごとく、今回は巡り会えず。それでも今年の新酒を含め、いくつか飲んで、その結果「笹一 純米・夢山水」(720ml、1,600円)を購入。夢山水とは酒米のひとつで、この酒は大月市内で穫れた夢山水を使っているという。辛口ではあるものの、旨みもそこそこ生きていて、余韻が楽しめる感じがした。
タダとは云え、日本酒ばかり飲んでいるとさすがに喉が渇いてくる。やっぱり、山から下りてきてビールを飲まない手はない。利き酒は終わりにして飲食コーナーに行き、冷蔵庫の中から勝手に富士桜高原麦酒を取り出して、レジで550円を支払う。キレはあまり無いがなかなか香りがあってイケる。この頃、笹一酒造はワインも造っているらしく、結構好評とのこと。そのうち、クラフトビールも造り出すかも知れないな、と思いつつ笹一酒造を後にした。さて、立川へ。

_DSC4943

_DSC4944

_DSC4945
 
笹一酒造公式HP: こちら