オーレン小屋から天狗岳に登り、渋御殿湯(日帰り温泉800円)でさっぱり汗を流したあと、タクシー(7,200円)で茅野に戻る。丁度、昼時なので蕎麦屋へ。勝手知ったる茅野駅には東口だったら「よもぎ庵白鳥」、西口だったら「そば茶屋」があるが、指定券をとったスーパーあずさの発車時刻まで1時間足らずなので、西口に直結している「そば茶屋」に入った。
生ビールで乾杯してから、日本酒にチェンジ、メニューを見ると、真澄、神渡、高天(こうてん)とある。真澄は超有名、神渡も(たぶん)呑んだことがあるので、高天を初めて飲む。岡谷の酒とのこと。辛口だが淡麗ではなく、喉越しも余韻もしっかりしている。ほぼ地元でしか手に入らない酒とのこと。つまみは馬刺しと枝豆。馬刺しは、分厚くって食べ応え満点。店に5人連れの家族が入って来たので席を譲ると、店の(たぶん)主から、お礼にと、心太を頂いた。芥子酢醤油は日本酒にも合う。枝豆は摘んでびっくり、山葵の香りがする。なかなか味なことをするものだ。この店も、夜の方が肴が豊富のようだ。今度は夜に来てみたくなる。そろそろ時間なので、ざるで締める。つるつる喉越しが良く、蕎麦の香りも悪くない。山旅の締めくくりとして申し分ない。

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