利尻山に登頂した翌日、すなわち利尻島3日目は、14時30分発新千歳行ANA便(1日1往復!)までたっぷり時間があり、それまで手持無沙汰なので、島内一周観光(料金:3,200円/人、所要時間:4時間弱)に行ってみた。バス2台(うち1台は何と2階建てバス!)分の客の殆どは、稚内からフェリーで来た客で、このバス観光が終ったら礼文島行きのフェリーに乗るという、云わば利尻島立ち寄り客。中国語を話している客もいる。早朝に、雲一つなくくっきり利尻山が見えたが、バス発車時刻には全くの雲の中。正直言って、唯一無二の観光資源と言える利尻山が見えないと、バス観光は全く寂しいものとなり、殆ど土産物屋案内ツアーと化してしまう。ともあれ、先ず立ち寄ったのが姫沼という、一周1km足らずの小さな池。土産物屋もある。晴れていれば、そして風が無ければ逆さ利尻富士が見えるというが、今日は心眼頼り。次に訪れた場所は郷土資料館。昔、鰊が獲れたことを今に伝えている。かつて村役場だったという、なかなか趣ある建物。その後、オタトマリ沼にて再び下車。姫沼よりも一回り大きいこの池は、利尻山とセットで「白い恋人」のパッケージ写真に使われているとのこと。心眼で利尻山を望むよりも、多少イメージが湧くかも知れない。この沼の畔には、2件の土産物屋があり、一つが「利尻富士町レストハウス」、もうひとつが「利尻亀一オタトマリ沼店」。この前者の店の一角に、海峡鮨がある。寿司屋らしく色々のネタがあるようだが、何といってもこの店のウリはウニ。清水の舞台から飛び降りて、バフンウニ丼(ハーフサイズ3,500円)を食べてみたい感じもしたが、ぐっと我慢してバフンウニ軍艦巻き一貫(600円)を賞味することにした。バフンウニってこんなにオレンジ色だとは知らなかった。カウンターテーブルにはバフンウニ以外にムラサキウニも鎮座ましているが、全く鮮やかさが違う。もしかするとバフンウニを食べるのは生まれて初めてかも知れない、と思った。で、肝心な味はというと(店の人に、できれば醤油はつけないで食べて、と言われそのまま食べた)、もう甘さしか感じなかった。これがウニだったんだ!

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