昨今、漁獲高が激減して蒲焼が高騰しているとか、絶滅危惧種に指定されるとか、産卵場所が見つかったとか、人工ふ化に成功したとか、いろいろ巷を賑わしている鰻。蒲焼の値段もかなり上がっているようで、皆このようなニュースには敏感である。しかし考えてみれば、昔から鰻は日常食ではなく高級品だったのに変わりは無い訳で、さして驚くことも嘆くこともないが、もしかして蒲焼がもう食べられなくなる日が来るかも知れないとなれば、やはり食べられるうちに多少無理してでも食べておこうという気にもなる。できれば牛・生レバーの二の舞は避けたい(牛・生レバーの販売禁止は、ケシカランことに、小生がマレーシア長期出張中に決定され施行されたので、今のうちに食っておこうということができず、マレーシアで只々、地団太を踏むしかなかったのだ・・・)。
そのような気が働いたのかどうかはさておき、久しぶりに鰻屋に入った。店は神田駅西口にある「うな正」。神田と言えば、それこそ漸くマレーシアから帰って来たときに、皆に連れて行ってもらった「きくかわ」があるが、ここ「うな正」は正統派鰻屋とは少々趣が違っている。1階はカウンター席のみで、客が入れ替わり立ち替わりのようだが、2階は座敷になっていてゆっくりとできる。メニューを見ると、料理が意外と豊富である。それも、うざくやう巻き卵、肝焼きのような、良くある鰻料理だけでなく、普通の居酒屋にあるようなつまみのメニューもある。酒も有名どころがいくつか置いてあるので、長居したい人にも向いている。とはいえ、せっかく鰻屋に入ったので、やはり、鰻蒲焼をはじめ、白焼き、う巻き卵、うざく、肝焼き、骨焼きをいただくことにした。酒は一の蔵をチョイス。どの鰻料理もリーズナブル(蒲焼と白焼きは、その時に焼いている鰻の大きさによって都度、値段が違うようである)。蒲焼は直ぐに出てくるので、注文とは無関係にどんどん焼いているようだ。他にも鰻の素焼き(焼きだけで、蒸していないらしい)とか、八幡巻、天麩羅、柳川などもあって、次の機会には是非賞味してみたい。ここは、様々な鰻料理を食べてみたい者にはうってつけの店であると思う。

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店のHP: 神田/うな正