「東白庵かりべ」で蕎麦を手繰った後、まだ外は明るかったので、そのまますぐ近くにある、噂の居酒屋「竹子」に寄ってみた。何が噂かと言えば、神楽坂にあっても目立つほど、居酒屋らしからぬ立派な門構えの店なのに、生ビール、チューハイ、ハイボール等が年中終日180円!という激安情報を蕎麦好きおやじさんから入手したからで、どんな店なのか確かめに行った次第。やっぱりそれはそれは立派なエントランスで、飲み物の激安価格も変わっていなかった。確かに、何ら前知識がないと相当入り難い。内装は門構えとは裏腹に、やっぱり普通のちょっと小奇麗な居酒屋風である。かなり広い。この店には2階も3階もあるらしいが、1階へ。先客はテーブルの半分くらいしか埋まっていないものの(開店は午後5時)、それでも結構予約が入っているようで、店員はどこでもどうぞ、とは言わず、あそこでお願いします、と壁際のテーブルを指差す。真ん中に据えられたロングテーブルはグループ用なのか、無垢の一枚板で何処から入れたのかと疑うほど長い。先客は、一人連れの客から若者のグループ、年金生活者と思しき集まり等、様々。暑い日ではあったが、今日は日本酒を飲みたい気分だったので、あえて180円ドリンクは注文せず、一ノ蔵・本醸造辛口冷酒(300ml、880円)を頼む。つまみはホッケ焼き(580円)とエシャロット(380円)、ポテトサラダ(480円)を注文。つまみはどれも普通の値段だが、普通以上に美味いので満足。山の帰りに神楽坂はちょっと来難いが、それでも何処かで勢いが付いた晩にはうっかり来てしまう恐れもある。なにしろ年中無休で朝5時(!)までやっているのだ。その時は、180円ドリンクと共に、巻き寿司とか餃子も食べてみたい。

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