さらりーまん1年生の入社式が其処彼処で行われたであろう4月1日の夜、中高年6人が神田の居酒屋に繰り出した。先週末の丹沢/大山の帰りに、隊長が夜の部(本厚木/肉の佐藤)に参加できなかったことから、仕事帰りに東京で飲もうということになった次第。グッチー師匠はわざわざ佐倉からお出まし。その他、海浜幕張、田町、西新宿、碑文谷、九段南と、様々な場所から集った。今宵の目当ては「みますや」。言わずと知れた老舗の文化財級居酒屋で、聞くところによるとこの建物は昭和3年に建てられたものらしい。店の前に立って見上げれば昭和レトロ感たっぷりで、感無量、よくぞ残っていてくれたと思わず涙が滲んでくる。我らが隊長はこの近くのオフィスにいた頃、ここで昼飯を食ったことがあるとのこと、何とも羨ましい話である。いまどき珍しい、ガラガラと音を立てる、滑りの悪い引き戸を開けると、そこは昭和。三和土にテーブルが3つ、右に小上がりが3卓、左奥が座敷となっていて、地味な制服を着た店員達が動き回っている。小上がりの一番奥のテーブルに、小生の名前がでんと張ってあるので勝手に上がりこむ。なんとか店員の一人を捕まえて、ビールと一緒に、竹の子煮、カキフライ、刺身盛り合わせ、茄子揚げ出しを頼む。どれも普通に美味い。三々五々、皆が集まり、酒もどんどん注文する。初めが純米・雪中梅、次に〆張鶴、立山と、何れも四合瓶冷酒を注文した。他にも色々あって嬉しくなる。
残念ながら小上がりは狭く、体の大きい人や、体の硬い人には甚だ不向きで、1時間が限界。奥のテーブル席に移動させてもらう。テーブル席に移って初めて気が付いたが、小上がりの壁の裏にはテーブル席が並んでいて結構広くなっている。こちらは後から増築したようで、レトロ感はない。テーブル席に移ってからも、柳川煮や穴子煮などを頼み、結局たっぷり飲んで食って、一人あたり4,500円程度と、ちょっと羽目を外したか。今度来るときにはテーブル席を予約しよう。
(残念ながらスマホ(Galaxy S3)画像なので、暗い場所での解像度はご容赦願いたい)

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