以前から、西丹沢方面の山に来たときの悩みの一つが、山を下りてから入る、いい店が見つからなかったことだった。そのため、わざわざ下北沢か新宿まで移動して店に入ることが多く、それまでぐっと我慢しなければならなかった(小田急線だとロマンスカー以外、JR青梅線やJR中央線高尾駅以西のようには、車内でビールを飲み難いよね)。昨年5月に、山北駅南側の「さくらの湯」で汗を流し、何の気無しに駅前をふらついてみたとき、「ポッポ駅前屋」があるのにせっかく気が付いたものの、きっと松田界隈の方が色々選べるだろうと思ってしまい、そのまま御殿場線で移動。新松田駅前で何処に入ろうかと探したとき、数軒の店から悉く「一杯です」と断られ、やむなく新宿までアルコール抜きで悶々としながらの移動を強いられたことがあった(その時の山の記録はこちら)。その時の反省から「ポッポ駅前屋」に入るようになり、今回が2回目の入店(今回の山の記録はこちら)。ランチタイム後の中休みがなく、昼下がりの2時過ぎでも入れるのが嬉しい。「ポッポ駅前屋」という名前の由来は、かつて御殿場線が東海道本線の一部だった頃、山北駅には山越えに必要な補助機関車を置いていた機関区があって、ここがかつて鉄道の街だったことによるらしい。
「さくらの湯」から脇目も振らず直行、暖簾を潜ると店の人に「食事ですか、それとも飲む方?」と聞かれ「飲む方」と答えると、「歓迎致します!」と暖かい言葉を頂く。先ず、生ビール。極楽。つまみとして叉焼を注文すると、煮豚ならあると言って、隣の中華料理屋(!)から持ってきてくれた。店内は、照明控え目の落ち着いた雰囲気で、昔懐かしい感じがしてくる。皆が集合したら、野菜天ぷら盛り合わせや、高菜チャーハンなどを注文。フキノトウの天ぷらで春を感じた。この店に来るため、さて次はどの山に登ろうか。

35 店先で記念撮影。


27 ポッポ駅前屋の店内。

32 まいたけとアスパラガスとおくらのてんぷら。