山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

今年もツツジの季節がやってきた。山行を計画する際、YAMAPやヤマレコの記録だけでなく、ブログ記事もチェックすることが多い。最近特に気にするのは、アカヤシオやシロヤシオが咲いている山である。主だった山はだいたいチェック済だけど、偶には知る人ぞ知る場所が見つかることもある。
それが今回の羽黒尾根だった。日光、女峰山から延びる長大な支尾根の一つで、一般道は無い。でも行ってみればそれなりにトレースはあるし、登りに使えば迷うことも無い。
尾根に取り付いたところからヤマツツジが花盛り。これほどヤマツツジがまとまってしかも盛大に咲いているのも珍しい。途中、レンゲツツジもちらほら咲いていた。その先は標高が上がるにつれてミツバツツジ、シロヤシオと様々なツツジの競演。丁度見頃に当たったが、残念ながらアカヤシオは終わってしまったようだった。
黒岩尾根と合流したところはまだ冬の様相で、芽吹き前。黒岩尾根にもしっかりとしたトレースがあり、女峰山へと続いている。でも山頂までは、距離でここまでと同じくらい、標高差はまだ900mも残っている。女峰山は大きな山だ。
今回歩いた尾根は、標高差がそのまま季節の移ろいを表してくれる。ツツジが目当てだったのでここで往路は終了。ピークは踏まず帰るのも偶には良いだろう。復路は黒岩尾根を下ることにした。降り立ったのは、つい2か月前にも来た瀧尾神社。今日は石畳が濡れていないので歩き易い。
次はタクシーを呼んで風呂である。久しく入っていなかった「やしおの湯」へ行くことにした。前回はきっかり6年前の2017年5月13日。行ってみると、今日も貸切バスが停まっていた。やはりここは、団体ハイキングツアー御用達な日帰り温泉なのだ。中国系観光客も貸切タクシーでやってきていた。
風呂場は結構混んでいたが、カラン待ちということは無かった。さっぱりして食事処へ行くと、配置とかが変わっていた。きっと新しい業者が入ったのだろう。全てテーブル席になってしまったので、ごろ寝がしたい客には残念かも知れない。

03 なかなかの風情。
05 では出発。
16 丁度見頃に当たったようだ。
20 足元は丈が短いクマザサ。
23 羽黒尾根のヤマツツジその9。
27 それにしてもキリがない。
28 おや、あれはレンゲツツジ。
32 落葉松林のヤヤツツジ。
36 1,122m点でひと休み。
39 ヤマツツジは蕾が増えてきた。
41 やっと登りらしい登り。
44 標高1,311m付近はもうシロヤシオの世界。
46 シロヤシオとミツバツツジ。
48 ピンポイントでした。
49 まだまだシロヤシオ。
50 ときどきミツバツツジ。
53 そろそろアカヤシオ出てこないかな、という気分。
56 芽吹きもまだまだ。
58 標高1,545m付近で一般道に出た。
61 何も咲いていないのはちょっと新鮮な気分。
67 また、わさわさとヤマツツジ。
72 黒岩尾根のヤマツツジその4。
73 黒岩尾根のヤマツツジその5。
74 黒岩尾根のヤマツツジその6。
77 黒岩尾根のヤマツツジその9。DSCF8568
80 観光客がいない行者堂。
81 滝尾神社。
82 今日は雨が降っていないので石畳も歩き易い。
84 御神木の向こうは女峰山。
P5130294
85 「やしおの湯」で湯上りビール。

毎度朝夕通る「烏森通」沿いにある店なのに、今回が初めての入店。今まで気にならなかった訳ではないが、何となく素通りしていた。かといって、入り難い雰囲気がある訳でもない。ここはラーメン店。でも店の外に行列が出来ているのを見たことは無い。
この頃のラーメン店は、様々なスープを使って個性を出そうとしているように見えるが、この店の特徴は「海老」である。海老の香りが嫌いな人はいないと思うけど(でも海老アレルギーの人は一定数いるのは間違いない)、ラーメン好きの若者にはウケないのだろうか。
通りに面しているところはスモークグラスになっていて、中が薄っすらと見えるので、混んでいるのかどうかは分かる。入ってみると、出来たばっかりのようなキレイな店内で、先客5人ぐらいだった。2人掛けテーブル席に着こうとしたら、店員に「食券をお願いします」と云われる。
注文&会計システムは店によって千差万別、小生のように毎回違う店に入る者には厄介な話で、いっそ町の条例とかで一律に決めて欲しい、と時々思ってしまう。でもそんなことで駄々を捏ねるのは大人げないので、大人しく仰せに従う。
特製海老ポタらぁめん(1,080円)をチョイス。ネット情報を見るとごく最近100円上がったらしい(最近だいたい何処の店もそんなものだ)。空いているせいか、直ぐに出てきた。先ずスープを飲む。確かに海老の香りが強いし、塩味丁度いいので全部飲み干しそう。ただし、何となく中華風乾燥海老を使っている印象である。
次に麺。細打ち縮れ麵はふつうのコシ。後から来た客が「硬めで」と云っていた理由が判る。量的には丁度良い。トッピングの味玉とチャーシューは海老味にはマッチしないので特に要らないと思う。ということは、「特製」ではなく普通の「海老ポタらぁめん」(930円)で良かったということだ。しまった、150円損した。
独断的総合評価(満点は★5つ):★★★★

DSC_3650

「桜商店603」で勢いが付いたので、その流れで2次会の店を探しに赤羽の歓楽街を徘徊する。以前入ったことがある(って云ってもテーブルは路上だけど)「丸健水産」は、今日水曜日は残念ながら休業日とのこと。って、すぐ隣の居酒屋の兄ちゃんがいて、尋ねもしないのに教えてくれた。人情商店街なのだ。
うろうろした挙句、2軒目で入ったのが、北区立赤羽小学校校門の隣にある「やきとん大王」という居酒屋。路上でもやきとんの匂いが漂ってくる。外から中が丸見え状態の店である。丁度、児童たちの下校時間。この店は子供たちの情操教育に役立っているようだ。
真昼間の呑んだくれオヤジ達の姿が、小学生の目にどう映っているのか、とても興味深い(ボクも早く大人になりたい!と思うか、ぜったいああはならないぞ!と思うか、それとも60年後のわが身のなれの果てはあの姿か・・・、と思うか)。思わずインタビューしてみたい気分になったがやめた。
それなりに客は入っていたが丁度、我々6人がすっぽり収まることが出来た。店の外にもテーブルがあったが、目の前を行き交う小学生を肴に吞むのは流石に抵抗がある。2時間1,500円呑み放題を注文。でも頼むのは基本的ホッピーばかり。料理はやきとんが中心なれど、韓国料理風な感じもある。
それでも頼んだのは、ハツ白(80円/本)、レバー黒(80円/本)、シロコロ黒(50円/本)、ガツ白、ハラミ黒(130円/本)等々。どれも安くて美味い。やきとん好きには堪らない店だろう。他にポテトサラダ(390円)も頼んだが、こちらは至って普通だった。キャベツはお通し。
話はどうしても昔の仕事場の話。20年も同じ釜の飯を喰うと自然と話題豊富、それに基本皆揃って吞み助なので、釣られてつい呑み過ぎるのだった。

DSC_3642
DSC_3643
DSC_3644
DSC_3645
DSC_3646
DSC_3647
DSC_3648
DSC_3649
DSC_3659

今回の「月いちオヤジばっかり居酒屋ツアー」(またの名を「一水会」)は赤羽。ランチを食べに来る客の目線を感じることなく昼から呑める店を探すには、経験と感だけでは不十分で、事前のリサーチがとても重要だけど、こと赤羽に限れば適当にブラついても見つかるし、情報も豊富だ。
今回は朝7時からやっている「いこい」とか、人気の「まるます家」など有名どころではなく、もっとマイナーだけど昼呑みできる店に入ることにした。先ず一軒目は「桜商店603」という立ち吞み屋である。ここはなんと、24時間営業なのである。
集合時間の12時よりだいぶ早く着いたので、吞みながら待つことにした。店に入ると、厨房は分からないけど、フロアには中国系女性店員がひとりだけだった。先客はいない。流石にまだ時間が早いということか。この店は席料300円を支払うと、椅子付きテーブル席に座ることが出来る。ということで席料をケチらずに着席。
先ずは生ビール(450円)。この店では生ビールは高級品である。つまみにはハムカツ(350円)とポテトサラダ(250円)を頼んだ。現金前金制なので、小銭が必要だ。そのうちに皆さんがやってきて、結局椅子付きテーブル席を我々6人が独占することになった。我々が揃った後、ぽつりぽつりと独り客が来ただけで、終始閑散としていた。
この店はチューハイが一番安くて200円。鶏皮せんべい(50円)だけを肴に吞めばかなり安くあがるけど、せんべろはちょっと難しいと思う(1、2杯でベロベロになっちゃう人は別にして)。それに何故かこんな時間からもう、鶏皮せんべいは売り切れです、と女性店員。
生ビールの後は、ジムビームハイボール(350円)を呑む。真昼間にほぼ我々以外の客はおらず、中国系女性店員も手持ち無沙汰な様子。外はやけに明るいけど、ちょっと暗めで静かな店内でちびちび呑んでいる我々の姿は、自分でも何となくシュールである。

DSC_3641DSC_3638
DSC_3639
DSC_3636
DSC_3637
DSC_3640

今日も4人会ランチ会で、4人が揃った。行った先はやはり複数のメンバーが推奨する「旬夏秋冬」という中華料理屋。夜に呑みに行ったこともあるという。ってことは中華居酒屋ということか。夜に中華料理で一杯やりに行くのも楽しみである。
行ってみると既に満席で、2人待っている状態。そんなには掛からないと思っていたら、「もうすぐご案内できます」と云いながら中国系女性店員がメニューリストを持ってきた。我々のメンバーとは顔見知り状態のようである(名前まで知っている)。どれだけここに通った結果だろうか。それはともかく、並んでいる最中に注文を受け付けてくれるとは良心的な店である。ざっとリストを眺めた後、汁なし担々麵セット(1,050円)にしてみた。
結局、数分待たされた後、4人掛けテーブル席へ案内された。見渡すと女性客が多めな感じである。中華料理店にしては小綺麗なせいだろうか。間もなく料理がやってきた。かきたまスープと杏仁豆腐が付いてくる。これに小炒飯が付けば+50円ということらしいが、多分、要らない。女性に人気なのは、店の内装よりも杏仁豆腐が付いてくるせいだろう、と想像する。
さっそく汁なし担々麵を啜ってみる。麺は、細打ち縮れ麺でやや固ゆでになっている。量的には十分である。トッピングされているのは、青梗菜、浅葱、ピーナッツ、もやし、豚挽肉というところか。辛さは花椒とラー油。やや塩味濃いめで、それに反して旨味はやや足りない印象だった。次回は麻婆豆腐か回鍋肉にしてみようと思う。
独断的総合評価(満点は★5つ):★★★

DSC_3634

↑このページのトップヘ