山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2日目の山は、田代山&帝釈山。小生が高校山岳部に入った際、この山が新人歓迎山行直後の6月の山行計画に入っていたのに、1年生はまだ無理だから(あるいは勿体ない?)と2年生だけで行ってしまい、我々1年ぼーずは居残り。その時の悔しい思いでそれ以来、いつかは行こうと思い続けていたのが、いつの間にか40有余年が経ってしまった。それだけに、この山には特別な思い入れがある。
宿から登山口まではまたタクシー。運転手に、戻ってくる凡その時間を伝えようとすると、「登山口でずっと待ってますから大丈夫」だと。えー!そんな丸1日貸切でいいんですか?と云えば、この登山口までの道(つまり悪路)を1日に2往復もしたくないんです、との返事。まあ確かにタクシーは基本的に歩合制なので、タクシー会社はその判断に関知しないのかも知れないが、何だか猛烈に申し訳ない。出来るだけ早く戻ろう、という気が自然と起きる。
とは云うもののいざ、田代山の、山頂に広がる異次元的とも云える平坦な大湿原と、帝釈山からの、見たことが無い南会津の茫洋とした山々の眺めに出会うと、時間的な観念はきれいに吹き飛び、いつまでもここに居たいと、結果的にはほぼコースタイム通りで登山口へ戻ってきた。
もう後は帰るだけ。何処で汗を流そうかと思い悩む。湯ノ花温泉の何れかの共同浴場に入ろうかと考えてみたものの、やはりタクシーを何度も使うのは面倒だし時間もかかるので、会津高原尾瀬口駅に近い「夢の湯」が良かろうと、そこへ向かう。
玄関で靴を脱いで上がると、受付には誰もいない。声を掛けると、奥から中学生(高校生?)のような女の子が出てきた。留守番を仰せつかっているらしいが、どうやらテレビゲームに夢中だったようだ。500円を支払って地下階の風呂場へ。なかなかいい湯だったが、実は山中で足を捻挫したので湯舟には浸からなかった。風呂から上がってみると、休憩室は使えない様子。仕方なく、自販機でビールを買い、玄関脇のソファーでグビッとやった(山行記録はこちら)。

072 ここが登山口。8時19分。

074 冷え込んだので霜が降りている。

075 径は良く整備されている。

076 日影はじっとしているとちょっと寒い。

081 木道になった。

084 まさに小さい田代。

086 この辺りはすっかり秋も終わり。

088 あちらは関東平野。目を凝らすと筑波山が見える。

089 今日も裾野が美しい高原山。

090 田代山湿原はもうすぐ。

094 湿原の向こうに会津駒ヶ岳。

095 気持ちが良い湿原歩き。

099 奥の右端は三岩岳か。

102 山上の地平線。

104 あれは吾妻連峰かと思ったが・・・

108 木々の間から帝釈山

110 ちょっとだけ下り。

111 北側はややスリッピーなので、今シーズン初チェーンスパイク。

113 梯子だってある。

114 帝釈山、到着。

120 こちらが北。遠く飯豊連峰を望む。

121 こちらが東。ちょっと右に高原山。

122 燧ヶ岳が端正。

125 我々だけの山頂。

126 うるうると続く山なみ。

127 何度も撮ってしまう高原山。

128 帝釈山方向から見ると、田代山に大湿原があるようには見えない。

131 ずっと飛んで「夢の湯」に立ち寄り。

132 この「おもしろ実験」が興味深い。

133 玄関スペースで湯上りビール。

134 外は肌寒い。

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「会津アストリアホテル」から今宵の宿がある湯ノ花温泉まで、再び会津交通タクシー乗車。今日のタクシー料金は締めて10,000円ほどになるものの、GO TOトラベルの地域利用クーポン券が貰えるので、無料で乗れたことになる。まったくありがたいことだ。
およそ20分で旅館「末廣」に到着。湯ノ花温泉は随分昔から、木賊温泉と共に、一度は行ってみたいと思い続けていた温泉なので、漸く願いが叶った。湯ノ花温泉は、もっと険しい渓谷にポツンとある鄙びた温泉のようなイメージ(というか個人的妄想)だったが、意外と開けて明るい感じの集落。「末廣」も鄙びてはおらず、割と小さっぱりした雰囲気。「日本秘湯を守る会」の宿でもある。
チェックインを済ませ、1階にある部屋に入ったらさっそく風呂。貸切露天風呂もあるが、とりあえずは内湯へ。先客無し。ここの湯は加水なし、源泉かけ流しの贅沢さ。しかも露天風呂と内湯とは源泉が違うらしい。のびのびゆったり浸かって1日目の疲れを解す。
風呂から上がったら、途中にある自販機で缶ビールを買って、部屋に戻ってグビッとやってまったり。あとは持参したつまみと日本酒で、またまったり。窓の外には紅葉した山が見渡せる。
そうこうしているうちに日が暮れ、夕食時。食事処へ移動。食事は派手さは無いものの、どれも地のものを使った料理のようで味わい深い。日本酒は、「日本秘湯を守る会」のラベルが張られたボトル。こんなの見たことが無いが、中身は地酒が入っていたようだった。食事処には我々以外には3組ほど。皆、静かに食事を楽しんでいたようで、我々の声だけが響いていた。
今回ちょっとだけ心残りだったのは、4つある共同浴場に入れなかったこと。次回は雪解けの頃に来て(山はこれから考える)、何れかの湯に入ろうと思う。

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062 ところ変わって今宵の宿、末廣の男風呂。

063 こちらは貸切露天風呂。

064 露天風呂の湯舟。

065 風呂場の下は湯ノ岐川。

066 地産夕食。

067 日本酒も地酒。

068 【第2日目】朝、部屋の外の眺め。

069 朝食も素朴。

070 マイタケ御飯が美味かった。

071 さて出発。

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今回は、南会津の山を巡る山旅。南会津には魅力的な山が並んでいる。しかし、貴重な交通の便である会津野岩鉄道があるにしても、やはり遠いので日帰りはかなり困難。ということで秘境の温泉宿に泊まって2日間どっぷり山に浸る、とても贅沢なプランにした(山行記録はこちら)。
1日目は、会津たかつえスキー場から七ヶ岳を往復する。余計な荷物はタクシーに預かって貰えて、とても助かる。しかも運転手が途中で交代するらしいが、それでも全くOK。こういう気安さというかホスピタリティの高さは、都心近郊の観光地タクシーではあり得ない。
ともあれ身軽になって、「会津アストリアホテル」前をスタート。仕事前と思しきホテルの従業員が通りすがりに、何も頼まないのに「トイレは自由にお使い下さい」と云う。いいなぁ、田舎のホテル。
雪の無いスキー場をてくてく登る。丁度、周囲の木々の紅葉が見頃。振り返ると彼方に、少しだけ雪を被った会津駒ヶ岳が見える。スキー場を離れ尾根まで上がると、今度は日光連山から高原山、男鹿山塊、那須連山までに至る栃木の山々が見えて来る。登り始めはやや雲が多めだったが、いまは快晴。
北側斜面には最近降ったらしい雪が残っていた。2時間半程で七ヶ岳に到着。山頂では、後から登ってきた中高年男女ペアと、先にいた単独行中高年男子のみ。低木に覆われた山頂は眺望がいまいち。直ぐ手前は西側の眺めが良いのでそこで大休止。眼下は断崖になっている。見渡す限り山々が積み重なっていて、人跡は見当たらない。ぼーっとしながら暫し山々の広がりを眺める。
存分に眺めを楽しんだ(15分ほど滞在した)後、下り始めると、先にいた単独行氏に「もう下りるんですか!?」と驚かれる。基本的に良い径なので下りは早い。凡そ1時間半でスタートポイントの「会津アストリアホテル」に戻った。さっそく入ってフロント係に、何処かでビール呑めますか?と問うと、シーズンオフなので店は閉まっているものの、地下の自販機で買えばテーブル席を使ってもいいですとのこと。(ちょっとだけ「シャイニング」を彷彿させる)誰もいないガランとしたフロアで、ありがたく一杯やらせてもらった。

001 【第1日目】会津アストリアホテル前を出発。

006 行く手の眺め。

016 振り返れば向こうに白い山。

017 会津駒ヶ岳辺りが見えている。

027 あの奥の山は浅草岳あたり。

028 南会津は広いな。

031 あれが七ヶ岳の山頂か。

034 左手奥は高原山。

038 山頂はもうすぐ。

041 日光連山をバックに証拠写真。

049 無風快晴。

059 ドンドン下る。

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牡蠣バター焼きともんじゃを喰って満腹になったあと、また月島のメインストリートをぶらぶら戻る。時間はもうすぐ午後1時、ランチタイムの混み具合は今がピークなのだろうか、割とどの店にも客が入っていて、人気店(?)には長蛇の列が出来ている。
それでもここには、有象無象のもんじゃ店がごまんとある。まだこの時間になっても、外から見る限り全く客が入っていない店が結構あちこちにある。そんなに店があってもいいくらい、まだ客が来るということか。
ここ月島には、いったいいくつのもんじゃ店があるのだろうと思い調べてみると、「月島もんじゃ振興会協同組合」のホームページに拠れば、令和元年6月時点で54店舗とのこと。なんだかもっとあるような気もする。何故、そしていつから月島がもんじゃの街になったのだろう。誰か教えてくれないか。
やってきて云うのもなんだけれど、わざわざ電車賃を掛けて(小生の場合、往復1,400円)喰う程美味い訳でも、安い訳でもない。はっきり云って、高い。つまり観光地価格だ。ついうっかり来て高いもんじゃを食べてしまうのは、一にも二にもここが観光地で、観光気分に浸りたいがためだ。
そんなことを考えながら歩いていると、カミさんが「コーヒーが飲みたい」と云う。「西仲通り商店街」を歩いている限り、そんな店は見掛けないので、地下鉄の駅の方へ向かうと、ビルの1階に「月島カフェ」なる店を発見。この辺りはもう高層マンション街で、もんじゃ店は無い。
入ってみると、スポーツバーらしく、大きなモニター画面があちこちにある。でも客はゼロ。二人の女性店員が暇そうにしていた。ディナータイムには(もんじゃの聖地なのに)広島風お好み焼きを出すらしい。メニューを見ると、ビール(キリン・ハートランド600円)があったので注文。ヨーロッパサッカーの試合を見ながらそれをちびちび呑んで、日曜日の昼下がりをのんびり過ごした。

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日曜日の朝、急にカミさんが「もんじゃが喰いたい」と云い出したので、じゃあ月島へ行くか、となった。いつの間にか、もんじゃはもう4年ぶり(前回はこちら)。別に嫌いではないのに、不思議と時間が経っている。つくばエクスプレス、都営大江戸線を乗り継いで、月島駅まで40分弱。
着いたのは11時過ぎ、今日は日曜日とはいえまだ人の出はこれから。メインストリートの「西仲通り商店街」をぶらぶら。どっちを向いてももんじゃの店ばかりだ。こんな時間からもう行列が出来ている店もあれば、ひとっこひとり入っていない店もかなりあって、濃淡がはっきりしている。口コミやグルメ情報サイトでの人気が、色濃く反映されているものと想像する。
そもそも、もんじゃなんて店によってどれ程の味の違いがあるか怪しいもんだが、かといって誰もいない店に入るのも何となく抵抗があるし、行列に並ぶ気も起らないので、いざ入るとなると難しい。そう思いながら、ふと路地裏にある店に目が留まり、ここはどうだろうと「はざま」という店を覗いてみることにした。
店の外には芸能人の写真がやたらに貼られていて、店内も色紙だらけ。これで店の箔を付けようという魂胆だろうが、店内には誰も居らず。先客無しの抵抗感が、芸能人の写真に寄り切られた形で入店。先ずは生ビール(アサヒスーパードライ、600円税別、以下同様)を呑みながら、メニュー選び。牡蠣バター焼き(1,100円)と、もんじゃはもち明太子入り(1,800円)にしてみた。
牡蠣は大ぶりでぷりぷり。焼き過ぎないうちに、あつあつで食べられるのは鉄板焼きの利点。ビールに合う。もちは特に有っても無くても良い感じなれど、明太子は良く合う。かつては明太子が入ったもんじゃなんて無かったが、今はもはや定番。ぺろりと食べた。まだ入る。
考えてみれば原料はしゃばしゃば、炭水化物(小麦粉)は僅かなので簡単には腹に溜まらない。まだまだ食えそうなので、キムチに桜エビをトッピング(1,100円+200円)。それにしてもこの価格、庶民の食い物であるもんじゃが、いつの間にか、高級品になってしまったような気がするが、気のせいだろうか。

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