「あさぎり6号」で新宿に着いた後、今宵はアユラシが新宿まで出て来るというので待ち合わせ。多忙なこのちゃんは駅でお別れ。新宿で呑むとなると、なにかと西口が多いが、今日は東口でしかも靖国通り沿いという、滅多に来ないところだ。個人的にも、この界隈へ来るのはもう20年ぶりぐらいかも知れない。どういう経路で行くべきかすら、俄かに思いつかない。
かつて八王子に住んでいた頃は、都心に繰り出すとなると先ず新宿で、それも何かというと新宿三丁目界隈だった。TOPSがまだビルになっていなかった頃から、その辺りをうろうろしていた。とは云っても、TOPSのチーズケーキを買うことは無かった。その代わり、建て替えられた後のレストランに時々入って一杯やった。ここで、ヤシの芽を初めて喰ったのを覚えている。
ジャズライブハウスの「ピットイン」はいつの間にか2丁目に移ったが、その頃はまだ3丁目にあって、紀伊國屋書店に行った後、時々寄ってみたりしていた。やけに暗い店なので、紀伊國屋で買った本を開いても全く読めなかった。一人でやって来て、自分のへそを見るような姿で黙々とジャズを聴く輩が多かった気がする。
今回、アユラシご指定の店は、「日本料理 三平」。1階がゲームセンターの雑居ビルの6階。入ったことは無かったが、「三平」という名前は聞いたことがあった。店内を眺めてみると、「日本料理」と銘を打っているが、基本的に大衆居酒屋。老若男女が屯している店内はかなり広い。隅々まで行ってみないと判らないが、100人やそこらは充分入れそうだ。新宿の表の華やかさとは一線を画した、ディープ感が漂っていてなかなかいい雰囲気だ。窓際の席に座ると、意外に眺めが良い。歌舞伎町の怪しいネオンが目の前だ。
こんな店、よく知っているなーと感心。アユラシに訊くと、ホットヨガの帰りに寄ることがあるそうだ。また喉が渇いたので生ビールで乾杯した後は、日本酒にしよう。ここはなんと「黒松仙醸」が定番酒。実に懐かしい。信州高遠の地酒で、甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳を戸台側から登っていた頃は(つまりスーパー林道が開通する以前は)、良く呑んでいた酒、その頃の山の景色がふと蘇った。

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