山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

和尚が、本郷に行く用事があるので「根津あたりで一杯どう?」と云うので、アユラシと一緒に向かうことになった。根津で知った店と云えば、蕎麦だったら(入ったことは無いけれど)「雙柿庵」、串揚げだったら「はん亭」、居酒屋だったら「根津の甚八」ぐらいしかない。オヤジ3人で入るとしたらやっぱり「根津の甚八」かなあ、ということで予約の電話を入れる。女将さん曰く、座敷だったら他に一組入っているだけなのでOKとのこと、いつの間にかもう5年ぶりだ(前回はこちら)。
メトロの駅から裏道を歩いてくると、赤いちょうちんが目印。やや建て付けが悪い引き戸を力を込めて開けると、客はカウンター席に五人ほど入っていて、よく見るとそのなかに和尚も居た。女性の独り客もいらっしゃる。皆さん、ここのカウンターがお気に入りなのだ。
小生はさっそく靴を脱ぎ、誰も居ない(座敷の予約客はキャンセルで来なかったようだ)座敷へ「おじゃまします」と上がり込む。もうこの店に来るようになってかれこれ40年経つが、店主以外はほぼ何も変わっていない。
先ずはビールをいただき、和尚と乾杯。やがてアユラシも到着。つまみに頼んだのは、じゃこ豆腐、鯖の燻製に、めざし。鯖の燻製はここのイチオシメニューだ。もちろん、ビールの後は日本酒。この店の定番は太平山。ちびちび呑みながらめざしを齧るのは格別だ。
お銚子を何本か頼むうちに、いつのまにか客は我々だけとなった。手の空いた女将さんと暫し、おしゃべり。久しぶりだったが、女将さんは元気だったし、随分と饒舌なんだと初めて気が付く。いつもは何かと忙しくて、我々としゃべることが少なかっただけかも知れない。また来ます。

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この店は、元々はラーメン専門店だったはずだが、ラーメン作りだけでは飽き足らないここの大将が魚をさばくようになり、あるときからラーメン屋兼寿司屋、いまはすっかりラーメン屋兼寿司屋兼居酒屋となっている(而して今の店名は「らーめん酒房 遊麺」である)。ランチ時を別にすれば、ラーメンも寿司も出す居酒屋、と云ってもよさそうである。
つくばエクスプレスの三郷中央駅が出来る以前からあった店なので、この界隈では老舗の部類である。何度か、ランチ時にラーメンを喰いに来ていて、贔屓にしていると云っていい。一時期、つくばエクスプレスを利用して通勤していたことがあり、帰りに夕食がてらこの店でラーメンを喰ったことがあったが、夕食時に来るのはたぶん、それ以来である。
ここはカウンター席もテーブル席も小上がりもある。まだ早いので先客はなし。テーブル席に着地し、カミさんと待ち合わせだがとりあえず、さっそく生ビール。生ビールとくれば、ここは元々ラーメン屋なので当然餃子もある、それも直ちに注文。しかし餃子を待ち切れずに生ビールを飲み干してしまったのでまたおかわりを頼む。
やってきた餃子はラーメン屋の餃子らしく全くスタンダードな、飽きが来ない美味さ。料理は他にキスの天ぷら、ローストビーフ、手羽先唐揚げももらう。こうなれば酒。もちろん、ここは日本酒もちゃんとある。
締めは、寿司にしようとメニューを睨み、小肌をもらうことにした。おそらく今頃が旬。出てきたにぎりはツヤもにぎり具合も申し分ない。もうこの店は「らーめん」という文言を看板から外した方が良くないか。

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「玉翠荘」でさっぱりしたらまた奥多摩駅まで戻り、「オクタマーフェスト」を覗いてみる。以前、これも偶々だったが「おくたマルシェ」というイベントに遭遇したことがあった。ゴスペルのアカペラを聴いたりしてなかなかだった。
今日のこれはまた違っていて、クラフトビールがメインのイベントである。「オクトーバーフェスト」をもじって「オクタマーフェスト」と洒落てみたらしい(ウラをとってはいないけど、たぶんそう)。4店舗のクラフトビールが楽しめる。
「バテレ」は我々も良く知っているが、それ以外に奥多摩に3つもあったのか、と思ったら勘違い。「バテレ」以外は何れも輸入クラフトビール(カナダ産、アメリカ産、北欧産)のようだ。わざわざ奥多摩まで出張販売しているということか。何れにしても、奥多摩はだんだん変わってきたと思う。
会場をひと巡りしてみたが、せっかくさっぱりしたのにこの陽気でまた屋外でビールを呑むのも如何なものかと感じてしまったので、何となくスルーしやっぱりエアコンが効いたところでのんびりしようと、会場の喧騒とはオサラバして奥多摩駅の2階へ上がった。
ここの2階は以前、山野井泰史氏の登山用具が展示されていたが、すっかり様変わりし、ビアショップとコーヒーショップが入っていて、プチ・フードコートのようになっている。窓の外は、青梅線のホームが丸見えだが、思ったよりも居心地が良い。この頃、「バテレ」はバス通りに面したテイスティングルームと称するスタンドバースタイルの店を出したし、奥多摩駅舎の2階にも店を出したりと、奥多摩駅界隈での存在感が増しているようだ。
さっそく、ピメレア#2(Sサイズ700円)をいただく。苦味は全く無くてジューシーだが度数が6.6%もあるので、グビグビやると直ぐにいい気持ちになってきた。

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76 ホームの客を眺めながら。

せっかく「日原鍾乳洞売店」でビールを呑んだけれど、東日原バス停までの道のりがそれなりにあるので、またひと汗かく。たとえ缶ビール1本でも、確実に足が重くなっているからなおさらだ。さぞかし日原鍾乳洞の中は涼しいだろうなと想像してみるが、それで汗が引くことはない。
やっとこ東日原に着くと、2台のバスが待っていた。でも客はせいぜい座席半分が埋まるぐらいか。まだ発車まで時間があるが、ここでビールが呑める訳でもなし、さっさとバスに乗り込み、エアコンの吹き出し口を自分に向け、漸くひと心地つく。やっぱり、こんな季節に奥多摩へ来るのは間違いかと少々後悔。途中のバス停からは、殆ど客は乗って来なかった。
いつも思うが、川乗橋から川苔山を目指すハイカーは多いが、川乗橋をゴールにするハイカーが殆ど居ないのは何故だろう。今日も朝のバスでは乗客の半分が川乗橋BSで降りたが、復路のバスで乗ってきたハイカーはゼロ。ガイドブックに書かれているモデルコースがそうなっているのか。謎だ。個人的には、川乗橋に缶ビールの自動販売機が無いことが、ここをゴールとするには気が乗らない一因だけれど、まさか皆さんもそうなのか。
奥多摩駅に着いてみると、何やら広場が賑やか、看板に「オクタマーフェスト(奥多摩クラフトビールフェスティバル)」とある。もちろん興味津々。しかしともかく汗を流してさっぱりしたい。今日は独りなので何処でもいいが、芋を洗うような「もえぎの湯」には行く気が起こらない。結局やっぱり入り慣れた「玉翠荘」に足が向いた。
いつものようにフロントで宿の主に750円を支払ったら、リュックサックを縁台の上に置いて男湯がある地下1階へ。先客は若者お二人だけだったが、ほぼ入れ替わりのタイミングだったので、あとは一人だけで湯船に浸かりさっぱりした。さて次は「オクタマーフェスト」を覗いてみることにしよう。

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元々の計画では大菩薩連嶺の、川胡桃沢ノ頭から牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ辿る予定だったが、今回は偶々女性の参加者が無く男性2人だけ、男同士の山行では「つまらない」と正直Woodyさんが仰るので中止とし、代わりに独りで奥多摩の小川谷林道へ行ってみることにした。
日原川支流、小川谷は高校生の頃から通い慣れたエリアだが、件の3.11大震災で谷の入口にある燕岩が部分崩落し、危険なため長らく通行止めになっていた。当然、酉谷山へ登ることも叶わなくなったので、酉谷山は奥多摩の中でも益々奥深い山となった。
その後、洞門を設置する工事が行われ、それが完了したのか昨年末から通行できるようになったと聞いていたので、いつか覗きに行ってみようとタイミングを見計らっていた。コンクリートシェルター洞門が、どんなシロモノなのかにも興味があった。それに加え、林道の終点から三又へ下る道も崩壊しているとのこと、いつの日かまた三又でテント泊してみたいので、その偵察も兼ねた。
残暑が厳しく、東日原から歩き始めてすぐ汗が吹き出てくる。一石山神社の先に辿り着くと、噂どおりの洞門があった。確かに立派な造りだが、北アルプスの扇沢バスターミナル手前にあるようなスノーシェッドと見掛け上の違いは判らない。どのくらいの岩が落ちてきても大丈夫なのか、やや気になる。
その先は懐かしい林道。決して林道歩きは楽しいものではないが、久しぶりなので結構ウキウキしながら辿る。この8年間、全く誰も歩かなかった訳ではないだろうけど、昔の記憶以上に周りの緑がえばっているような気がする。所々、崩れた土砂や岩が道を遮っているので、車が通行できるようになるのはまだ暫く先のようだ。
林道終点に近い広場(旧駐車場)から、山道に入るところにはトラロープが張ってあって通せんぼ。ロープを潜ってその先を少し進むと、トラバース気味な道が幅数メートル、地すべりで流されていた。よく見ると、簡易的なロープが張ってあり、これを頼りに渡ることは可能と思われた。これならば、次回はテントを背負っても来られそうだ(でもその後、台風19号がやってきたためどうなったのか、また確かめに行く必要があるだろうし、それ以前に日原街道が復旧しないことには話が始まらない)。
林道をまたテクテクと戻り、再び出来立てほやほやの燕岩洞門を潜れば、目の前の日原鍾乳洞売店に飛び込む。店内には家族連れが数組いて皆、アイスクリームや清涼飲料水などを飲んでいる。小生は当然、ビール。店内はエアコンが無く汗が一向に引かないが、キンキンに冷えたビールがやけに美味かった。

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