今宵の宿は、アユラシが数多ある山形の温泉宿の中から厳選した、銀山温泉「古山閣」。当初は7名の予定だったが、このちゃんと和尚は急きょ所用のため涙を呑んで帰京、5名での宿泊となった。銀山温泉の温泉街に辿り着くと、先ずこの「古山閣」が目に付く。
宿は創業160年というから江戸末期、現在の主は18代目で、代々、脇本長兵衛を名乗っていると云うことである。ちなみにもう少し上流にある「能登屋」は、代々、当主は木戸佐左エ門らしく、「古山閣」と同様、宿の正面に名前が書かれた看板が堂々と飾られている。
銀山温泉は現在、10軒余の旅館がある比較的小ぢんまりした温泉街だが、ここの魅力はやはり、川沿いにそれらの旅館などが立ち並んだ姿だろうと思う。これだけを見に、わざわざ大型バスでやってくる観光客もかなりいる。車はこの温泉街には入れないので、離れた駐車場から、ガイドの小旗に導かれてぞろぞろやってくる。小生が部屋の窓から下を眺めていると、観光客が我々に(正確には建物に)向けて、デジカメやスマホでバシバシ撮っている。やや気恥ずかしい。
この「古山閣」は築90年の木造4階建て、建物の外観も古風かつ堂々としていて、確かに被写体になる姿だが、もうひとつの魅力は鏝絵(こてえ)のようである。我々の部屋の窓の上に、鏝絵が並んでいて、それも一年の行事を表したものなどが11枚の絵になっているので、なかなか壮観だ。
川に面した客室(女子部屋)は広くて眺めが良いのだが、我々男子の部屋は6畳間、窓は有るが、窓の外は隣りの建物の壁。布団部屋のような部屋であるが、寝るだけと考えれば特に不満もない。
風呂は、1階にある男湯と女湯は随分と離れていて、男湯はロビーの直ぐ脇。脱衣所から石段を数段、下った半地下にある。それほど広くは無いが、昔乍らの落ち着いた雰囲気である。湯加減も良い感じ。一方、3階にも貸し切り風呂があって、露天もある。独りでのんびりと入ることができてなかなか良い。
食事は山側の部屋。夕食は、いったい何種類出て来たのか覚えていられないほど、これでもかと出てくるが、少量ずつなので何とか食べきることはできた。やはりここでも山形牛が出て来る。山形は、何処へ行っても蕎麦か牛肉だ。
食事だけでなく、風呂も、部屋(除、布団部屋的男子部屋)も、建物の雰囲気も、温泉街の雰囲気も申し分ない。まったく、このちゃんと和尚は、惜しいことをしたよ。

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古山閣HP: こちら